小動物への「気持ち悪い」を死語に……。
きっかけは、私のこのツイートだった。
↑このツイートをきっかけに
倉西良一先生とFBでお話した。
倉西先生は、千葉県立中央博物館での研究員を経て、
千葉大学、神奈川工科大学で教えられている。
この二年ほど、一般の方々を対象とした講演でも、
神奈川工科大の実験実習でも、
このネタをよく話題にしてたとのことです。
そして、「気持ち悪い」の代わりに
「かわいい」と言ってごらんと。
最初怖くても、あら不思議、だんだん可愛いくなってくる。
そういえば、ぐんま昆虫の森名誉園長の矢島稔先生も、
東京学芸大の授業で、
「小学校や幼稚園の先生になる人は、虫を見て
キャーとだけは絶対言わないで」とお話されていた。
たしかに、みんなが虫を好きになるべき、というのは、
虫好きのエゴだと思う。
しかし、子どもを洗脳することだけは
どうか辞めて欲しいと虫好き一堂、強く願ってしまうものだ。
倉西先生は、「気持ち悪い」は他の小動物にとっての
ヘイトにあたるのではと訴えられている。
生き物の生まれながらの容姿をディするものだから、
そのとおりだと私も思う。
ヒト以外の動物への暴力や虐待はよく問題になる。
しかし考えてみれば、ヒト以外の種への
「言葉の暴力」を問題にした提言はあまりない気がする。