生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で18年続いている老舗ブログです。

母の状況5

2020-02-01 | パーキンソン症候群/闘病・介護

母の状況1~4で書いてきたとおり、
母がパーキンソン病+大脳皮質基底核変性症の疑いがあると言われ。
急激に症状が進行、介護する側にも戸惑いが多い。

介護は、普段じっくりコミュニケーションを取れなかった家族と
改めて向き合うチャンスになるのも事実。

だが同時に、マスコミ等で言われるように
「家庭崩壊を招き、破産に追い込まれ、
家族共倒れになって、命まで落とす地獄」
というのもまた、強ち嘘ではないと感じる。


私はもともと、事務作業系(しっかり・きっちりが求められること)が
壊滅的に苦手だが、「私の脳の癖」も、
超ウルトラ級に介護が向いてなくて泣きそうになる。

★事務作業系苦手がネックになるシチュエーショ
「●●を持ってきて」→あるのに見つけられぬ
「●●を買ってきて」→必ず間違えた物を買う
「●●に問い合わせて」→複雑な問い合わせ内容を理解できず、
仕方なしに、台詞丸暗記で話せば、
伝言ゲーム状態のシッチャカメッチャカになる……。

★脳の癖がネックになるシチュエーション
突然呼ばれると、対応が難しい。思考回路の切り替えができない。
いきなりの「ちょっと来て!」は一日1、2回でもかなりきついが、
回数が多いと、脳が壊れそうになる(笑)。

似たようなシチュエーションで、
複数の依頼をマルチタスクでこなそうとすると、全てミスる。
「薬持ってきて」「あと、水も」のレベルでも少々きつい……。

12月以降、なぜか体調も絶不調……。
風邪薬や頭痛薬の消費量が半端でない。

と、愚痴だらけの記事になってしまいましたが、
「介護って何がきついの?」
という質問への回答として参考になれば幸いです。

こんなだから、ケアマネージャーさんに泣きついて、
24時間体制のヘルパーさんを依頼することも考える。

毎晩眠りにつくとき、
「このまま朝になっても、永遠に目覚めたくない」
なんて願ってしまうことがある。
もちろんそんな無責任なことはできないが(笑)……。

コメント
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