生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

IQの怪しい話

2012-12-22 | 音楽・文学・美術・芸能

魅力的な人物で溢れているユートピアぴかぴか(新しい)
それは、
あるジャンルのエンターテインメント小説の中だろう本

さきほど読み終えた、
乾くるみ氏の『スリープ』
メチャクチャおもしろかった。冬の夜にお勧めの一冊である。

http://booklog.jp/users/tooriame/archives/1/4758411611

『スリープ』では、天才が何人も出てきておもしろい。
主人公も、IQ142にして絶世の美少女という蠱惑的なまでの人物であった。

IQ142って凄すぎる……そんな人に、
一度は会ってみたいものである。

そこで、今回はIQの話を書いてみる。

IQは、仕事ができる・できないには関係ないとされる。
だが、視力がいい、肝臓がいい、というのと同様、
純粋に器官としての「大脳」の活性度を推し量るには、
有効なパラメターなのではなかろうか。

大雑把には、以下のように言われる。

IQ100:人間の平均値

IQ120:50人に1人の秀才。東大生の平均

IQ150:100万人に1人の天才。

IQ200:世界に数人の大天才。

IQ225:人類の限界?


もちろん、IQテストのトレーニングをしたケースは含まない。
IQ120くらいの人であれば、
少しの練習で簡単に200とか出るようになるらしいから。


IQについて、おもしろい話を聞いたことがある。
(どこで聞いたのか忘れてしまったが……)

IQは『恋愛の相性揺れるハートと関連が深いというのだ。
IQ値が近い人ほど、一緒にいて居心地いいと感じ、
20以上離れてしまうと「合わない」「一緒にいて疲れる」
と感じるそうである。

すると、最もモテるのはIQ100前後ということになりそうだが、
それを即座に真としてよいのかは疑問が残る。

そもそも、「モテる」をどのように定義するか?

というのは、IQが高い方が
容姿も性格もよい傾向にあるという話もある。
上質の恋愛?を望むのであれば、
IQはやや高いくらいの方がよいとも言えるかもしれない。


ちなみに、今まであった人の中で
「この人、物凄くIQ高いんじゃないか」と思う人がいる。

1.5年以上前から、毎日の食事メニューを覚えている人

2.「始業時間」までにはその日の業務を終えてしまい、
8時間ぼうっとして過ごしている人
(誤解のないように言うと「終業時間」ではない!)

そういった人たちは、おもしろいことに、
8時間以上寝ないと頭が働かない、
極端にマイペース、などの特徴があるようだ。

IQが高い人、高そうな人はとかくうらやましいが、
IQ140を超えると、社会で適応するのが難しくなる、
という説もあるので、ほどほどがよいのかもしれない。



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これは見過ごせなかったので……

2012-12-08 | 社会・法律・労働

「電車の中で、政治・野球・宗教の話はするな」
と言われる。
だから、ネットでもあまりその手の話はしてこなかった。

※公の場で「政治・野球・宗教」の話をすると、
いつ、誰からどんな反感を買うかわからないため爆弾

でも、これだけは我慢できなかったので
ブログに書いておくことにするむかっ(怒り)


片山さつき氏が驚きのツイートをしたらしい。
そして、もっと驚愕すべきことは、
それが片山氏の意見というだけでなく、
自民党の公式見解でもあるということだ。

これについては、以下のブログを読んで知り
とても共感できたので、ご覧頂けたらと思う。
http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2012/12/07/214931


どうだろうか。。。
自分は、寝言は寝てから言ってくれ~と言いたくなったげっそり

何のための近代国家だ~、
何のための憲法だ~…………。

「生まれてきた人間が生きる権利を
保障されないような国家は、俺たちがぶっ壊す衝撃
ほとんどの先進国では、こんな世論だと思うが、
その基本前提すら揺らぐことになってしまいそうだ。


平たく言えば、
「国のために貢献してる人しか救いません手(パー)
ということだろう。
そんなせこい国に、税金を払いたくないぞw……。

ちなみに、
「社会に貢献して、初めて人権が認められる」
「権利を主張する前に義務をはたせ」
というのは、私がもっとも嫌っている理論の一つであるちっ(怒った顔)

「権利」というのは、生まれた瞬間、
その場にあるものと解されていたはずだ。

間違っても、義務を果たした報酬として
権利が与えられるのではない。

権利をもらえる以上、お返しに義務を果たさなければ、
という心がけはたしかに美しく聞こえる。
だが、それは無理強いしてはならないものだ。

もし、義務を果たした者にしか権利がもらえないのなら、
暴漢に襲われても、
税金を納めていないと警察も助けてくれない、
というようなことになってしまうだろう。

あるいは、昔のように
一定額以上の税金を納めていないと、
選挙権がないということにもなりかねない。


「国」、「企業」、「社会」などの組織は、
個人が幸福をつかむためのツールに過ぎないと思う。
個人が組織を利用するのはいいが、組織が個人を犠牲にしてどうする?

まるで、人間が利用するために作ったロボットに
人間が利用されるようになってしまうという、
よくあるSFみたいではないか。

もし、個人が組織のために犠牲になることが許されてしまえば、
あのおぞましい「全体主義」への退化への第一歩と言える。

上のブログを読んだとき、
「日本に第二のヒトラー出現か?」
という仄かな戦慄じみたものを覚えずにはいられなかった。


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