せっかく4kテレビを導入したのに、プレーヤーも4k(UltraHD)用を導入しなければ宝の持ち腐れ…(´・ω・`) ハイ、5ケタ価格ではありますが、S社"国内ハイエンド"の『UBP-X800』を購入いたしました。 …ちょうど『君の名は。』の4kディスクもありますしね。
というわけで毎度遅まきながら『UBP-X800』のご紹介。
■ 開封の儀
梱包重量約5kgの軽量、且つポップなデザインパッケージ。 昔はオーディオビジュアル機器といえば色気もなんにもない素地丸見えの段ボールだったので隔世の感。
一応、本体約4kgな重量物なので緩衝材は発泡スチロールですね。 後ろ側の緩衝材の中にリモコンと単4電池が入っているので即ゴミ箱にぶち込まないように。
■ 機体外観
BDP-S6700など廉価機と代わり映えしないプラスチック筐体…。(コラw) しかし、内部メカ部は複雑にプレス加工された金属フレームに支えられているとのことなので、制振・対電磁性能はまぁまぁあると思います。 機体が黒一色で、安っぽい質感が分かりにくくなっているのもイイトコロ^^;
最も気になる背面端子。 そうですコレコレ、ビデオとオーディオが分離出力できるHDMI出力の2系統。 高級機では従来から映像と音声とを分離することでそれぞれの質を高く保って伝送する意図があったり、最近ではAVアンプのHDMI映像規格の未対応対策として廉価機でも分離2系統が一般的になってきています。
この2系統は『映像音声分離出力』専用。 1、2それぞれを別々のディスプレイとつないで使い分けるということはできませんのでご注意。
アナログ・光出力は無し。 音声対応HDMI未装備のAVアンプやコアキシャルを持たないオーディオアンプとは接続できません。
ディスクトレイのせり出し。 ここもプラスチッキ~…。 いえ実利で勝負です!!<( ̄^ ̄)>
USB-A端子は電源・イジェクトボタンの下のカバーの中です。 対応アンペアと電圧が書かれているので、バスパワーが可能かどうかを参考にしてください。 なお、USB端子はストレージ(記録媒体)接続用です。
■ 端子フル装備の図
HDMIの間隔は広く、一般的なケーブルのプラグが十分挿せます。 写真は同時購入したSONY HDMIケーブル『DLC-HX**XF』プラグ幅21mm。
ゴツいプラグを持つDLC-9**0ES(製造終了)でもこの通り。 …っていうかHDMIプラグ幅はだいたい21mm(笑)
■ セルディスクの4kコンテンツを見たい場合
販売サイト・店頭で、『4k ULTRA HD』と書かれたコーナーにある、ケース・パッケージ上部に同じく『4k ULTRA HD』と書かれたロゴが付いているものをお買い求めください。
単に『4k ブルーレイ ディスク』という説明だけの場合、4kで撮影・編集・リマスターし、その後2kに落とし込んだモノものが混じっている可能性があります。 ご注意ください^^;
■ プレミアムハイスピードHDMIケーブル 『DLC-HX10XF』
ついでに同時購入したHDMIケーブルも紹介しましょう。 ESケーブルが終売したので、現在S社で製造されている中では最も高額なモデルとなります。 その1mバージョン。
過去の超ド級ハイエンド(?)ケーブルの末裔なのにずいぶん窮屈な梱包。 すでに退職した元技術者さん(*)もパッケに入れるときは曲げすぎに気をつけろと注意してたじゃないですか~(違w) と、こんなんでは取り回しも面倒になるので、後々その技術者提唱の"湯煎"をして折りクセなどを取り除きますw
* 執筆後に確認したら2018.10、S社と協力してガッツリ活躍してました。 相変わらず変なものを監修しているようです。(意欲に対しては感服w)
この部分、書こうか書くまいか迷いましたが…、 ここがESケーブル譲りの不要振動対策チューブ構造。(ケーブルの一段太い帯部分) 導入した方はもうご存知かな…。 この部分はケーブル表面外皮がカットされていて、熱収縮チューブのようなものが粘着テープでシールされているだけです。
確かに、ケーブルの固い外皮部分を一旦切り離すことで機器間で振動が伝わりにくくするという理屈は分からなくもないですが…、そのせいで液体なら内部へ浸潤できてしまいます。 先に紹介したケーブルの"湯煎"をする際はケーブル部分のみであっても絶対にそのままドボンしちゃいけません、厚手のビニール袋に入れてください^^;
次回は設定編です。
SONY 4k UHD BDプレーヤー UBP-X800 +α 開梱編
SONY 4k UHD BDプレーヤー UBP-X800 設定編
SONY 4k UHD BDプレーヤー UBP-X800 画質鑑賞編
SONY 4k UHD BDプレーヤー UBP-X800 音声鑑賞編
SONY 4k UHD BDプレーヤー UBP-X800 使い勝手編