美咲ちゃんちの投稿記録

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川柳「平番」親子で投句掲載

2016-01-28 16:54:25 | 川柳「平番」
川柳を長男と次女と私の3人で投句しています。

川柳「平番」2月号に掲載されました。



よかったら読んでみてください。

「近詠」

「愛犬を家族に加え初詣」

「ソフトボールやめてしまえと思う朝」

「大掃除使わぬ宝処分する」

「ただ生きるより目標を持ち生きる」

「年賀状子ども自慢はやめておく」

「信じてる子にしか来ないサンタさん」ママ


淡路先生からのコメント

「ただ生きるより目標を持ち生きる」は作者の新年の誓いの句だと思う。何となく生きていても一日が過ぎてしまう。しかし、心の中に目標を持って一日を過ごすことは、人間が人間らしく生きる姿だと思います。また、目標を持つことで、人生に張りが出てきますから、世の中も違った目で眺めることができると思います。

「ライトの毛いつもポンポン飛びまくる」

「お正月もちをついたら楽しいよ」

「ゆずこしょう肉につけるともっと合う」長男


淡路先生からのコメント

「ゆずこしょう肉につけるともっと合う」の作者は若くしてグルメのようだ。焼き肉にゆず胡椒とは、また渋い趣味をお持ちのようですね。

「おなかなりおなかがへったドレミファソ」次女

淡路先生からのコメント

音楽を習っている作者ならではの句だと思います。お腹の鳴る音もドレミの音階に聞こえるようですね。


「平番ワンポイントアドバイス」 淡路獏眠

原 「鼻くそを鼻の穴にしまっとけ」 長男

上五の「鼻くそを」の助詞の「を」と中の句の「鼻の穴に」が六音字で字足らずなのが気になります。上五は、「鼻くそは」と助詞の「は」を使って主語にして、中七は「お鼻の中に」と「お」を付けると字余りが解消します。

添 「鼻くそはお鼻の穴にしまっとけ」


原 「泥遊び終わった後は服洗い」 ママ

下五の「服(を)洗う」が気になります。ここは、中七の最後の助詞の「は」を「に」に変えて下五は体言止めの「洗う服」とされると良いと思います。

添 「泥遊び終わった後に洗う服」


「第46回 川柳講座 淡路 獏眠」

原 「パート出て家事を分担文句減り」 ママ

中七の「家事を分担」が気になります。ここは字余りを考えないと「家事を分担で」と言いたい所ですが、字余りになるので助詞の「で」を省略されていますが、助詞を省略する場合には、できる限り、上五、中七の最後の助詞は省略しない方が次の言葉へのつながりが良くなります。ここは、「家事分担で」と助詞の「を」を省略された方が良いでしょう。

添 「パート出て家事分担で文句減り」


課題吟「晴れ着」 若山 宗彦 選 (広島)

「10歳の晴れ着で20歳想う母」 ママ

私の好きな句(平番・平成28年1月号近詠より)梶川 健治 推薦

「ソフトボールサッカー10番すごい人」 長男

「頑張った日にみそ汁がしみわたり」 ママ


宿題 「ひらひら」 飛田 陽子 選

「ひらひらとペラペラなもの落ちてくる」 長男

「あおむしの絵本ひらひら羽ばたかせ」 ママ


「あおむしの絵本」とは「はらぺこあおむし」のことです。



さいごのちょうちょになったところを羽ばたかせることを句にしました。

宿題 「洗う」 淡路 獏眠 選

「すいとうもおこめもあらうのができる」 次女

「上ぐつをいっつも早く洗っちゃう」 長男

「冬休み張り切り食器洗う子ら」 ママ


各地句報秀吟抄200句

「人生にむだなんてことありません」 長女

番傘各地句報 (11月句会)森口 美羽 抄

「いぬとねこけんかでにゃーといってたよ」 次女

最後まで読んでくださりありがとうございます。

今、メールで投句しています。

長女は中学になり、句を送ってませんが、以前送った句が選ばれたようです。

とてもうれしいことです。

575の句の中に当時の思い出が詰まっています。

以前は寝る前に長女と長男と句を考えていました。

次女は仲間に入りたかったようですが、何をしているのか分からずぐずぐず言ってました。

今は次女に句を聞きます。

例えば次女に「洗う」で言ってみてというと川柳だとすぐ分かり、考えて言ってくれるようになりました。

いつも携帯のメモに入れるので「もう書いた?」と心配してくれることもあります。

次女は気分屋なので、いつ川柳が出るかわかりません。

だから、冷蔵庫の横にメモをはり、いつでもメモができるようにしています。

子どもの言葉を大切にして、今の想いを川柳に残していきたいです。