牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

治平寿司 (河田町)

2009年02月24日 | 食べ歩き (牛込界隈)
河田町の治平寿司(はるへいずし)でお昼をいただきました。

場所は河田町コンフォガーデンの真向い。つまり、1990年代の後半まではフジテレビの真向いにあったわけです。

フジテレビのアナウンサーが当時をふり返る番組ではときどき紹介されるのですが、これまであえて訪れることはありませんでした。
わが家から最も近いところにある寿司屋への初の訪問です。

いただいたのはランチメニューのちらし丼。
たくさんの具がきれいに盛り付けられた仕事に感心しました。

ところがよく見ると肝心の魚介類が少ないことに気づきます。
シャリの面積の半分は玉子や山菜、桜でんぶで占められていますが、それが背面になるように運ばれるので、一瞬気がつきません。客をみじめな気持ちにさせないのも技術でしょう。

かまぼこひとつにしてもていねいな細工が施されていますし、香の物、お椀も味だけでなく盛り付けまで神経が行き届いているような気がしました。

他の店と比較すれば原価をケチっているような気もしますが、それをみじんも感じさせないテクニックに感服しました。

この界隈で中身を求めるなら、若松町の「大寿司」の方がお得でしょうね。


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