牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

御天 (千駄ヶ谷)

2008年12月16日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
千駄ヶ谷の「御天(ごてん)」に行きました。

住所は千駄ヶ谷ですが代々木駅に近い明治通り沿いにあり、ちょうど風変わりなNTTドコモ代々木ビルの向かいになります。

本店は下井草の新青梅街道沿いで、ひばりヶ丘の実家に住んでいた頃に何度か訪れたことがあります。
東京にはとんこつラーメンがそれほど多くなかった頃だったので、スープを煮込むけもの臭に圧倒された覚えがあります。

いただいたのは黒しゃぶラーメン。
焦がしニンニクのマー油としゃぶしゃぶ用のもち豚がトッピングにのせられたもので、普通のラーメンより400円高い1,100円でした。

感想はといえば、トッピングを選ぶよりは紅ショウガとゴマ、辛子高菜で好みの味にした上で替え玉をした方がよかったのではないかと少し後悔です。

1,000円を超えるラーメンを食べるときには慎重になった方がよさそうですね。

らーめん若月 (新宿)

2008年10月29日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
新宿駅の西口から大江戸線に乗ろうとすると、どうしても小便横丁(思い出横丁)が気になります。

汚なくてゴミゴミしているところ、アジアの街のように細い路地の中の混沌としたところに、なぜかワクワク感を感じるものです。

小腹がすいていたのか、用もないのになぜか引き込まれるように足が横丁に向いてしまい、気づけば「らーめん若月」に足を踏み入れていました。

注文したのは650円のチャーシュー麺。パサパサとしたチャーシューに450円のラーメンとの差額ほどのバリューがあるかといえば微妙なところですが、甘くてほっとするしょう油味のスープ、プルプルとした食感の縮れた平打ち麺は、安心して食べられますね。

この店に来るといつもラーメンをいただいてしまうのですが、次回は焼きそばと餃子にビールを頼んで、オヤジ飲みを楽しみたいと思います。

デバク飯店 (新大久保)

2008年10月23日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
新大久保駅からの帰り道、明治通りに向かって大久保通りの左側を歩いていたところ、とんちゃんのすぐ隣でひときわハングル濃度の高そうな店を見つけました。

どこを見てもハングルだらけで、何の店かわかりません。
かろうじて「デバク飯店」との屋号がわかる程度です。

怖いもの見たさで入ってみると、どうやら韓国式中華店で、「ジャージャー麺」が名物料理とのことです。

メニューも日本語のルビがふってあるレベルでほとんどハングルの世界。
人気のメニューはジャージャー麺と辛口ちゃんぽんとのことなので、この二つがセットになっているメニューを選びました。

韓流ドラマで有名というジャージャー麺ですが、日本でおなじみの肉味噌をスパイシーな味付けに味付けたものとは異なり、出てきたものは真っ黒で全体的にドロっとした感じなもの。
味は淡白で、具はジャガイモとタマネギ。肉っ気はありませんでした。

辛口ちゃんぽんも、スープにコクがなく、麺もインスタントラーメンのような感じで今ひとつだった感があります。

多少、アルコールが入ってのことなので、自分の味覚が麻痺していたのかもしれませんが、お店選びは慎重にしたほうがいいかもしれませんね。

一蘭 (六本木)

2008年09月07日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
六本木で飲んだ後、大江戸線の駅に向かう途中で「一蘭」に寄りました。

目の前と隣席が仕切られた「味集中カウンター」が一躍有名になった数年前に、何度か訪れて以来の訪問です。

味の濃さやこってり度は普通のままで、酔った勢いでにんにくと唐辛子ベースの秘伝のたれを多めにしました。

図書館の自習室のような店内には未だなじめないのですが、とんこつラーメンとしては、ごく普通にそこそこ美味しいので、安心して食べられます。

飲んだ後はとんこつが合いますね。

韓国風 明洞のり巻 (新大久保)

2008年04月17日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
新大久保からわが家へ帰る道すがら、以前から気になっていた「韓国風 明洞のり巻」に入ってみました。

大久保通り沿いのガストより少し明治通り寄りにあります。

職安通りのドンキホーテのすぐ近くに本店があり、こちらは2号店のようです。

いただいたのは店名と同じ明洞のり巻、500円でした。
先日いただいた「サムスンネのり巻」と具はほとんど同じでしたが、ゴマ油が効いていた分、こちらの方がやや美味しかった気がします。

メニューもほぼ似通っていましたので、後発のサムスンネのり巻が明洞のり巻をそっくり真似たのでしょう。

無鉄砲 (新大久保)

2008年04月16日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
大久保の韓国料理屋事情に最も通じていると思われる友人に誘われて、新大久保の「無鉄砲」に行きました。

新大久保から明治通りの方に進み、ガストの手前の路地を入ってすぐ右手の建物の2階にある店です。

豚肉が美味しいということなので、デジカルビを中心に注文しました。メニューは友人におまかせです。

秘伝のタレに漬け込まれた骨付きのデジカルビは、これまでの豚肉の概念を破壊するような美味しさでした。

その後に頼んだのがホルモン系のメニュー。コリコリした独特の食感と辛目のタレのおかげで、想定外にビールを飲んでしまったことが悔やまれます。

大久保コリアタウンの底力を感じたひとときでしたね。

たからや (新宿)

2008年03月31日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
新宿西口のビックカメラで買い物をした後で、そのすぐ裏にあるラーメン屋「たからや」に寄りました。

以前からその場所にラーメン屋があるのは知っていたのですが、雰囲気を見るとどうやら最近、リニューアルしていたようです。

店頭にある写真によれば、看板メニューは叉焼麺とのこと。炭火で網焼きしたかなり分厚い叉焼の写真があったので、少々過剰な演出だろうと思って店内をのぞくと、本当に文庫本のような大きさと厚みのラーメンと格闘している先客がいました。

さすがにこの大きさの叉焼は飛び道具のようなものだろうと思い、新商品という辛い「辣醤(らーじゃん)麺」を注文しました。

程なくして運ばれたラーメンは、ラー油と思われるオイルで丼の表面が厚く覆われていました。
さすがにスープを味わう気が失せたので、恐る恐る中太麺をすすったのですが、取り立てて辛さも美味しさも感じませんでした。

ラーメンは正統派に限りますね。


サムスンネのり巻 (新大久保)

2008年03月28日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
新大久保駅からタクシーを拾おうかと大久保通りを歩いていたところ、大久保図書館の近くで「サムスンネのり巻」という新しい店が目についたので、入ってみました。

韓国式のり巻きのキムバップや麺料理や餃子など、手軽に食べられるメニューが比較的安価で楽しめます。

いただいたのは店名を冠したサムスンネのり巻、500円です。
ゴマ油でアクセントがついて味が濃い目の韓国のりを使っているかと思ったのですが、見たとおりの味で、酢の入っていない太巻き寿司のような印象でした。
具にスパムが入っているところなど、韓国におけるコンビニおにぎりのようなものなのでしょうか。

大久保界隈には、この店の他にもキムバップ専門店が増えているので、是非チャレンジしてみたいものです。

天ぷら つな八 (新宿)

2008年03月08日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
地下鉄の新宿駅からJR西口に向かう途中にある新宿西口メトロ食堂街は、手軽に食事がとれるので、よく訪れる場所です。

お気に入りはパンが美味しい「RESTAURANT 墨繪(すみのえ)」なのですが、時間がないときには「永坂更科 布屋太兵衛」の立ち食いそばコーナーに行くこともあります。

今回訪れたのは、「天ぷら つな八」の店頭にある6席のイートインコーナーで、かき揚げやお好みなど3種類の天丼がどれも880円で楽しめます。

注文して数分で運ばれたところを見ると、前もってある程度揚げてあるのかもしれませんが、十分に温かく、冷めた天ぷらのいやな油っこさは感じませんでした。

とはいえ、この手の食べ物は食べ終わったときの胃もたれ感に後悔するもの。
やはり今回も、しばらくはお腹いっぱいな感じでした。

台湾食堂 帆 (新大久保)

2008年02月01日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
新大久保の近くで軽く食事をしようと思ったのですが、駅の周辺はほとんど韓国料理屋。
この数年で、この街のハングル濃度が一層上がったような気がします。

韓国料理は好きな方なのですが、軽く食事できる店が開いていなかったので、そのまま大久保通りの方に向っていたところ、以前訪れた韓国料理屋の「ヘラン」の隣りに「台湾食堂 帆(はん)」という店があったので入ってみました。
以前は、「家庭料理 蓮舫」という店だったのが居抜きで経営者が変わったようです。

いただいたのは店おススメという「排骨飯(パイゴーハン)」。
からっと揚げられた排骨はとてもやわらかく、下味がつけられていたのでご飯がすすみます。八角なのか、台湾料理独特のスパイスが効いており、とても美味しくいただけました。

大勢で訪れて、いろいろなメニューを試してみたいですね。

墨繪のパン (新宿)

2008年01月12日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
平塚市に行く予定があったので、新宿西口メトロ食堂街にある墨繪(すみのえ)でパンを買って、小田急電鉄の特急ロマンスカーに飛び乗りました。

店頭には美味しそうなパンがいくつも並んでいたので、出発の時刻が迫っているのに迷ってしまいました。

選んだのは私好みの3品。つぶ麦のベーコンパン、クロワッサン生地のハムポテトクロワッサンとじゃがいも・チーズクロワッサンです。

手始めに定番のベーコンパンをほおばると、黒胡椒でアクセントをつけたさいころカットのベーコンがたっぷりと顔を出し、思わず笑みがこぼれました。

どのパンも、自分の好きなジューシーな具材とサクサクの生地のマッチングが最高で、本厚木までの幸せなひとときを過ごすことができましたね。

プルコギ (土地/大久保)

2007年10月08日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
半年ぶりに大久保の韓国料理屋「土地」に行きました。

前回同様にコースでいただいたのですが、特に印象深かったのがプルコギです。
先日、見よう見まねでプルコギらしいものを作ったのですが、やはり本場のプルコギは一味違います。

三番町にある「巨牛荘」のプルコギも捨てがたいのですが、タレの旨さと肉のやわらかさは土地のプルコギが私の中のナンバーワンですね。

王ろじ (新宿三丁目)

2007年09月17日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
新宿での所用の後、久しぶりに新宿三丁目の伊勢丹の裏にある「王ろじ」に行きました。

この店に来るといつも名物の「とん丼」なるカツカレーを頼んでしまうのですが、今回は「とんサンドイッチ」を頼んでみました。

見る者を圧倒するような分厚いカツは意外なほどやわらかく、酸味の効いたソースととてもよく合います。たっぷりのキャベツとあいまって、ボリュームの割にはさっぱりと食べられました。

パンは薄く、ほとんどカツを手づかみできるように挟み込んであるという程度にしか感じないので、サンドイッチというよりは、ビールのつまみに美味しいカツを味わうといった方が正しいでしょう。

久々に美味しいカツサンドに出会った気がします。

韓国風屋台 (新大久保)

2007年07月28日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
新大久保からの帰り道、「BCD TOFU HOUSE」にでも寄ろうかと路地を歩いていたところ、目に飛び込んでくる看板のハングル文字に導かれるように奥に進んでいました。

職安通りとの中間地点まで来たあたりの左手に、これまたハングル濃度の高い店があったので入ってみました。
「韓国風屋台/실내 포장마차」という店で、シンプルな店舗の中に、韓国のビデオと食材が並んでいる売店と、本場の食事が楽しめる屋台風の食堂が一緒になっています。

この店もBCD TOFU HOUSE同様、メニューはあくまでもハングルがメイン。日本語はあくまでもルビ程度です。

ただ、普通の韓国料理屋と違うのは、見たことのないメニューが多いこと。ギョランマリ、ギムマリ、ゴテュギム、ホンハプタンなど、写真を見るとよくありそうな料理なのですが、初めて聞くものばかりでした。
ひと通り説明は受けたのですがよく理解できなかったので、とりあえず知っているメニューということで、ビビン冷麺を注文。

しばらくしてモーターがうなるような大きな音がしたので厨房をのぞいたところ、韓国製の製麺機で、本場さながらにその場で冷麺をひねり出していました。

大きな調理用はさみとお酢と一緒に出された冷麺が美味しかったことはいうまでもありません。
次回は大勢で訪問し、いろいろなメニューを試してみたいと思います。

インド式カレー夢民 (新宿)

2007年06月18日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
5月の半ばに機種交換したばかりのカード型PHS「WILLCOM AX530IN」が壊れてしまいました。

移動中にPHSをPCに差し込んだまま鞄にしまったところ、アンテナがあらぬ方向にひしゃげてしまったという、よくある失敗です。
とはいえ、今まで使っていた「AX520N」は、かなり乱暴に扱ってもビクともしませんでした。このあたりが「ものづくり」に対するNECとネットインデックス(本多エレクトロン)とのこだわりの違いでしょうか。

壊れたままだと困るので、PHSの修理のために新宿センタービルにあるウィルコムプラザを訪問。帰りにお昼でも食べようとエスカレーターをおりると、地下で新宿野村ビル、損保ジャパン本社ビルとつながっていました。新鮮な発見です。

そこで、向かったのがお気に入りの「インド式カレー夢民新宿野村ビル店。運よく並ぶことなく入れました。

いただいたのは夏季限定のサマーカレーにベーコンエッグのオプションを加えたもの。なすが主役でオクラ、ピーマン、トマトが入った夢民ならではの美味しい一品でした。

1130円と似たような形態の「YAMITUKIカリー」と比較すると少々高い気もしますが、食べなれた青春の味は健在でしたね。