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先日、私の最も苦手とする分野をせざるおえない事件が起きました!!
その事件とは、「裁縫をしなければいけない」というもの。
娘の幼稚園選びの基準の1つに、
私の苦手な「料理」「裁縫」をしなくてもよいところ、
があり、ちょうど近場の幼稚園で完全給食のところがあり、そこで「裁縫」は必須か?を聞いてみたら、
しなくても大丈夫、と聞きました。
しかし、入園してみたら、「明日までにここにボタンを付けてきてください!」との園からのご達しが!!!
「いざとなったら、裁縫が得意な実母に頼めばいいや!」と軽く考えていた私。
しかし、締め切りは次の日。さらに、実母はそのとき風邪・・。
実母に頼るわけにもいかず、自分で裁縫をやることを決意。
本は万が一のために買ってあったので、本を読んでみたときに、フッと気が付きました。
「この本は右利き用・・。
左利きの私用に、
パソコンでスキャンして、
画像ソフトを使って写真を左右反転したら、
わかりやすいのでは?」と。
それを実行したら、
今まで、吐き気をもよおす頭痛が
まったくなくなったんです!
それどころか、手に取るように、
裁縫の仕方がわかることわかること!
さらに、今まで右手でやっていた針仕事を、左でやったら、
なんなく裁縫できました!
最初の30分くらいは、ガタガタな縫い目だったのに、
それ以降は平均くらいの縫い目にはなりました。
今まで、「裁縫」が苦手だった!と思いこんでましたが、
それって「利き手」でやらせてもらえなかったからなんですね。
中学のころに、家庭科の授業で、先生は強制的に「右手」でやりなさい!と言いました。
左手でやっていたら、怒られました。
家に持ち帰ってやることを禁止していた先生だったので、先生の監視のもとで右手でやらなきゃいけなかった。
だから、どうしても、頭がぼーっとするし、長時間やっていると、吐き気がして、最後は頭痛、めまい・・。
その繰り返しで、もう「裁縫」が辛くてしょうがありませんでした。
そのために、家庭科(技術家庭科)の内申点が低く、それで志望校選びで苦労しました・・。
「左手でやりたい」と言ってみたところ、
「じゃあ、自分で左右反転して考えなさい!そんなの簡単でしょ!」と
先生に一喝されたのですが、
簡単に左右反転できず、結局、右手でやらざる負えず・・・。
(まあ、先生が「簡単でしょ」と言って生徒にやらせようとするのは、
実は先生自身ができないからの逃げであることも多いのは、
塾講師経験から今ではわかりますが・・。)
料理も一緒で、包丁を右で持つもとを強制され、また吐き気。
当時は、
「脳というものは、簡単に左右反転できず、
また利き手でない方でやることは
脳にかなりの負担をかける」
ということを知りませんでした。
(おそらく、その事実そのものも最近の研究で出た見解?)
そのため、普通に、「料理」「裁縫」をするときは、みんな吐き気やめまいを感じながらするものだと思い込んでいたので、
「みんな、よく、気持ち悪いのに、がんばるなー。私ってば、そんなことぐらいで根を上げちゃいけないのに・・。」
と自信喪失してました。
でも、今から考えたら、みんなは右利きで、別に頭痛も吐き気もめまいもしずに、料理も裁縫もやっていたんですよね。
左利きのひとが全員、私と同じ症状が出るわけではないのだけれど、私は利き手じゃない方でやることは苦痛でした。
小さいころに、どうしても、えんぴつ(ペン)だけは左手から放そうとせず、そのまま左利きになりました。
そのおかげで、ペン関係のものは、平均以上にできます。
あのとき、親に反抗してまで左利きを通して良かったです。
おかげで、絵を描けること、勉強する、その楽しさを知ることができたのだから!勉強万歳!!!
「右手」に「矯正」することは、一般人の「秩序」を守るには大切かもしれませんが、
それで犠牲になる人もいることは知っていてほしいなあ、と思いました。
そもそも「矯正」という言葉自体、「右利き」が正しい人で、「左利き」は間違った人、みたいな言い方で嫌ですが・・・。
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