仕事が忙しいとは言え、年末年始くらいは自宅に帰らないと。
このところ、単身赴任という勤務形態は異常なのではないかと思うようになってきた。
いつぞやの新聞記事で、中国に単身赴任している日本人管理者が中国人従業員こう言われたというものがあった。
「あなたの国は本当は貧しいのではありませんか？私だったらそういう会社はすぐ辞めます。」という内容だったと思う。
確かに中国人の言うとおりであろう。
家族のない生活というものは何とも殺伐としたものだ。
ただ、教育の問題とかもあって、そう簡単にいつも家族一緒というわけにもいかないのだが。
で、そんなことつらつら考えながら道の駅に寄ってみたけど、朝早かったせいか客は少なく。
と言うより、お土産の販売店みたいなものだから今日あたりは需要がないのだろう。駐車場もガラガラだ。
その後スーパーに寄ってみたらこちらは朝から大賑わい。
不景気とは言え、そう簡単に習慣とかは変えられないものだ。
でも、明らかに高額商品の売れ行きは落ちていると見た。
オレはよく“見切り品”コーナーをよく覗くのだが、今日は5割引後でも3千円とか4千円のもばっかり。
いくら大晦日とはいえ、とても手が出るものではありまへん。
他の人も手に取ってはすぐ戻していたから、みなそう思っているのだろう。
年末年始といえば海産物は不可欠につき市場にも寄ってみた。
ここも思いの他人がいっぱいだったねぇ。
見事な新巻鮭が何本も置いてあったけど、手にするのは高齢者層が多いように見えた。
かく言うオレも若くはないんだけど、鮭の切り身は買っても丸ごと買ったことはないもんなあ。
話は飛ぶけど、キングサーモンが脂が乗っていて美味しいね。
鮭の皮というのはすごく美味しいから皮ごと食べちゃいます。
見事なタイ。彩がいいので思わず写真を撮ってしまった。
オレは魚を買っても捌けないので、これは見るだけです。
毛ガニ。皆生きているんだもんね。
一度生きているのを買って母にボイルしてもらったことがあるけど、熱湯に入れたら暴れたって言ってたな。
でも、このカニは味が繊細で美味しい。
それにしても、来年はどうなるものだろう。
こうして来年も皆が買物をしていられればいいんだろうけどね。
不安が少々頭をよぎる。
皆さま、よいお年を。
