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2007年05月04日 | Weblog


<SIT>町田事件で実力 謎の特殊部隊の素顔に迫る
5月2日15時9分配信 毎日新聞


 東京都町田市で4月に起きた発砲・立てこもり事件で注目された警視庁の特殊部隊「SIT」。緑色に光る「SIT」の文字を背負った捜査員が都営アパートになだれ込む姿が写真や映像で全国に流れたが、その実態は長い間ベールに包まれていた。部隊が所属するのは誘拐や人質立てこもり事件を専門とする捜査1課の「特殊犯捜査係」。事件を機に取材を進めると、その素顔が少しずつ明らかになってきた。【鈴木泰広】
 町田事件で突入後に会見した佐久間正法・捜査1課長は、SITに所属する警察官の総数を尋ねられるとこう答えた。「言えない」。男が立てこもった室内の様子をどのように監視したかも判然としなかった。
 「突入部隊のユニホームは総重量約20キロに上る」。事件後、捜査幹部が隊員の装備の一端を明かした。厚さ3センチの透明シールドを装着したヘルメットは、相手に発砲されて万一被弾しても貫通しないほど強固で、「普通の人なら、首を痛めてしまうほどの重さがある」という。濃紺のつなぎの上には上半身をすっぽり包む防弾チョッキも着込む。使用する拳銃も一般警察官のものより命中精度が高い。
 捜査員はこの重装備を身につけながら機敏に動かなければならない。一瞬の判断ミスが人質はもちろん、捜査員の生命にもかかわるだけに、日常の訓練も実戦さながらに行われる。高層ビルでの突入を想定したロープでの降下訓練や、窓ガラスを割っての突入訓練を繰り返す。
 突入に不可欠な情報収集を担当するスペシャリストもいる。町田事件では隣室のコンクリート壁に集音マイクを設置して室内の様子を探った。暗視カメラを使ってカーテンのわずかなすき間から容疑者の姿を監視する捜査員もいた。突入部隊は集めた情報を基に、別棟の空き部屋で1時間にわたって入念なシミュレーションを行った。使用する拳銃に部屋の中を照らすライトも装備されていた。
 6日まで「警察博物館」(東京都中央区京橋3)で開かれている「東京の治安最前線展」では、SITのユニホームが初めて一般に公開された。だが、詳しい性能が公表されていないヘルメットや防弾チョッキは、ガラスケース越しにしか見ることが出来ない。
 【ことば】 SIT 「Special Investigation Team」(特殊捜査班)の略称。1963年に東京都台東区で起きた「吉展ちゃん誘拐事件」で身代金を奪われて犯人を取り逃がし、吉展ちゃんを助けられなかった失敗を教訓に、誘拐捜査の専門班として翌年4月に設立された。警備部に所属する特殊急襲部隊「SAT」がテロ事件の鎮圧などを任務にしているのに対して、SITは企業恐喝などの特殊犯罪の捜査も手がける。

最終更新:5月2日15時9分


日本警察の特殊急襲部隊SATはドイツのGSG9をモデルにして作られたというから、SITはおそらく同じドイツの「特別出動コマンド(Spezialeinsatzkommando、SEK):ドイツの地方警察におけるSWATのチーム 」(wikipediaより)がモデルではないのかな。

随分前にGSG9のテレビ取材番組を見たことがあるけど、そのときにSEKの取材もあって、そのスーツとか装備はGSG9とほとんど同じ。

出動はGSG9より多いとのことだった。

SITにはSATの除隊隊員も含まれているとのこと。
画像で見る限り、SITもSATとほとんど同じ装備のようだ。
全くの想像だけど、総員は3個小隊約50人てとこか。


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