Cのぶらぶら歩き

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まだ早すぎる

2007年10月08日 | Weblog
沖縄の集団自決に関し、教科書の日本軍関与の記述を削除した件。
戦後まだ60数年しか経っていない。
「軍の関与は明確ではない。」とするには、早すぎる。
あの当時の記憶はまだ生々しく語り継がれている。
あのような悲惨な経験があれば忘れようがないではないか。
140年前の戊辰戦争のことでさえ、負けたほうの地方では当時の新政府軍の蛮行が語られているのだ。
戦死者の死体を埋葬することさえ許されなかったこと、略奪強姦の数々。
まして60年前のことともなればなおさらのことだ。

集団自決の現場写真を見たことがあるがひどいものだ。
みんなで輪になって手榴弾を爆発させるものだから、手足はバラバラ。
あどけない顔をした少女もいた。
手榴弾は当然軍から預けられた物だろう。
軍の教育が住民に徹底していたということは、住民の証言で明らかになっている。
「軍の関与がなかったとは誰も思っていない。」との町村官房長官の談話は政府関係者の共通認識ではないか。

過去の出来事は出来事として真摯に反省すべきことと思う。
まして国内のことだ。



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