SENTIMENTAL JAZZ DIARY

感傷的ジャズ日記 ~私のアルバムコレクションから~

COR BAKKER 「Warm Feelings」

2007年02月03日 | Piano/keyboard

コル・ベッカー?、知らない名だ。どうやらオランダのピアニストのようだ。
とあるショップでこのCDを見つけ、表裏をひっくり返しながら多少迷いつつ購入を決めた。
このジャケットが決め手だった(....というかそれしか判断材料がなかった)。何となく品のいい良質なジャズを聴かせてくれそうな気がしたからだ。こういう買い方をよくするが、これまであまり失敗したことがない。
家に帰ってきて一通り聴き、思っていた通りの内容だったことに満足した。何のサプライズもない分多少の物足りなさもあったが、世紀の大名盤ならショップの片隅でこんなにひっそりしている筈もないので、当然といえば当然のことである。

内容はというと、ずいぶんクラシックを意識した静かなピアノトリオである。ウォルター・ラングやエリオット・スティーガーなどを好んで聴く人ならすんなり受け入れてくれると思う。
ジャケットに写っているように彼の優しさがにじみ出たようなアルバムだ。
人を顔で判断してはいけないというが、人の性格は間違いなく顔に出てくるものだ。あなたも鏡を見ればわかる。


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