かわいいスマトラ サイですね。
今では、生息数は80頭を切ったといわれていますが、
昔はスマトラだけでなく、インド、タイ、カンボジア、ベトナムと広く分布していました。
多くの青銅器群を残しているドンソン文化の最盛期は、紀元前3世紀から1世紀頃です。
このスマトラのブロンズもドンソン文化を代表する出来映えで、インドネシアやベトナムの博物館の名品に並ぶものです。
出土地は、インドネシアの中部~東部ジャワですが、製作地はベトナム北部といわれています。
用途は分銅だった可能性がありますが、最終的には副葬品として石棺等に納められ、よい保存状態で残ったと思われます。
(横18センチ、高さ10センチ、重さ750グラム)
<売約済みになりました>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます