(「西荻窪の道路拡張を考える会」ブログからの転載です)
東京ガスは移転してしまった!
<都市計画道路132号線の沿道、西荻北5丁目にある東京ガスの建物>
<建物裏の広い駐車場に今は一台の車両もない>
<6月8日から解体工事が始まるとの通知>
「都市計画道路補助132号線」(神明通り入り口→西荻窪駅→青梅街道までの南北1070m)の道路拡張計画。第1期事業区間は、北側の青梅街道から関根橋を越えたところまでの約半分606mとされている。その真ん中あたりの沿道にあるのが「東京ガス西部支店」だ。
今までずっと、「東京ガスは防災の拠点」と説明されていた
●平成30年7月(約2年前)、北側地域の測量説明会で初めて道路拡張計画を知らされる。
そのときの出席者の話を聞くと、「道路を広げなければならない理由の一番具体的な説明が、東京ガスの存在だった」。
●同年9月13日、上記測量説明会開催の通知が近隣6軒中4軒に届いていないことを知って、改めて住民の集まりを持って、区の担当者から説明を聞く。
そのときも、災害時に東京ガスの車両が緊急出動しなければならないことの重要性が説明された。
●同年10月28日杉並区長宛ての手紙を提出。11月2日付で都市整備部からの回答には、道路拡幅理由として、防災力の向上のため「災害発生時に幹線道路(青梅街道)と防災拠点(東京ガス)を相互に連絡する道路として、さらに避難道路として活用することを考えています」と記されていた。
●同年11月29日、平成31年1月30日住民集会。「東京ガス緊急車両出動」の問題が議論に。
「そんなに東京ガスが重要なら、いっそ安全にスムーズに出動できる青梅街道沿いに移転してもらって、跡地を防災のための施設や公園にしたほうがいい」などなど住民からの意見。
●令和元年7月9日区長へ要望書を提出。
住民は、東京ガスの統廃合による移転計画を知っている、早急に真偽を確認し、もし移転が確定なら区が積極的に関わって跡地に防災公園を作ってほしいことを要望。
●同年9月18日都市整備部長からの回答(今から8か月前だ!)
「当該路線の東京ガスについてですが、現時点で東京ガスから、組織の見直しを検討している旨はうかがっておりますが、移転等の具体的な計画は確認できておりません。今後も、公園など跡地の公共利用の視点も含めて、東京ガス西部支店の動向については注視してまいります。」と。
以上が「東京ガス」をめぐる経過だ。
道路拡張の理由はいい加減! 対応もいい加減!
あんなに防災上の拠点と位置づけていたのに、8か月前でもまだ、「東京ガス」の移転を把握していないと言うのにはおどろきだった。実は、東京ガスのことなどどうでもいいことだったのだろう。
今年、令和2年5月東京ガスは移転し、解体工事が始まろうとしている。
なぜ、11mの道路を16mに広げなければならないのか。
70軒以上の店舗・住宅をつぶしてまで。
街の開発とは何なのか。
税金の使い方が間違っているのではないか。
新型コロナ感染症で混沌としている人々の生活、経済への不安・・・こんな時に道路拡張事業を本当にやってもいいのか?
不要不急の道路拡張事業は中止してほしい。
そして、改めて、東京ガスの跡地を防災公園にすることを区に求めたい。
東京ガスは移転してしまった!
<都市計画道路132号線の沿道、西荻北5丁目にある東京ガスの建物>
<建物裏の広い駐車場に今は一台の車両もない>
<6月8日から解体工事が始まるとの通知>
「都市計画道路補助132号線」(神明通り入り口→西荻窪駅→青梅街道までの南北1070m)の道路拡張計画。第1期事業区間は、北側の青梅街道から関根橋を越えたところまでの約半分606mとされている。その真ん中あたりの沿道にあるのが「東京ガス西部支店」だ。
今までずっと、「東京ガスは防災の拠点」と説明されていた
●平成30年7月(約2年前)、北側地域の測量説明会で初めて道路拡張計画を知らされる。
そのときの出席者の話を聞くと、「道路を広げなければならない理由の一番具体的な説明が、東京ガスの存在だった」。
●同年9月13日、上記測量説明会開催の通知が近隣6軒中4軒に届いていないことを知って、改めて住民の集まりを持って、区の担当者から説明を聞く。
そのときも、災害時に東京ガスの車両が緊急出動しなければならないことの重要性が説明された。
●同年10月28日杉並区長宛ての手紙を提出。11月2日付で都市整備部からの回答には、道路拡幅理由として、防災力の向上のため「災害発生時に幹線道路(青梅街道)と防災拠点(東京ガス)を相互に連絡する道路として、さらに避難道路として活用することを考えています」と記されていた。
●同年11月29日、平成31年1月30日住民集会。「東京ガス緊急車両出動」の問題が議論に。
「そんなに東京ガスが重要なら、いっそ安全にスムーズに出動できる青梅街道沿いに移転してもらって、跡地を防災のための施設や公園にしたほうがいい」などなど住民からの意見。
●令和元年7月9日区長へ要望書を提出。
住民は、東京ガスの統廃合による移転計画を知っている、早急に真偽を確認し、もし移転が確定なら区が積極的に関わって跡地に防災公園を作ってほしいことを要望。
●同年9月18日都市整備部長からの回答(今から8か月前だ!)
「当該路線の東京ガスについてですが、現時点で東京ガスから、組織の見直しを検討している旨はうかがっておりますが、移転等の具体的な計画は確認できておりません。今後も、公園など跡地の公共利用の視点も含めて、東京ガス西部支店の動向については注視してまいります。」と。
以上が「東京ガス」をめぐる経過だ。
道路拡張の理由はいい加減! 対応もいい加減!
あんなに防災上の拠点と位置づけていたのに、8か月前でもまだ、「東京ガス」の移転を把握していないと言うのにはおどろきだった。実は、東京ガスのことなどどうでもいいことだったのだろう。
今年、令和2年5月東京ガスは移転し、解体工事が始まろうとしている。
なぜ、11mの道路を16mに広げなければならないのか。
70軒以上の店舗・住宅をつぶしてまで。
街の開発とは何なのか。
税金の使い方が間違っているのではないか。
新型コロナ感染症で混沌としている人々の生活、経済への不安・・・こんな時に道路拡張事業を本当にやってもいいのか?
不要不急の道路拡張事業は中止してほしい。
そして、改めて、東京ガスの跡地を防災公園にすることを区に求めたい。
アーバンさんは、西荻窪で長くお店を出されていたので、西荻北銀座通りをご存じですね。この道路を広げる理由を、区は最初強調していた防災・緊急道路などから少しずつ変えて、最近最も強調しているのが「歩行者のための歩道の整備」。理由は何でもよくて、とにかく道路事業をしたいようです。事業費は第1期の半分で85億円。コロナ禍で住民の生活は今もこれから先も大変になるのだから、税金はその支援に使って、と言っても、区の回答は「コロナ終息を見定めて着実に進めてまいります」と。政治って何なんだろう、行政ってなんかおかしい!
アーバンさんのご意見を読んで喝采を挙げました! (加川照子)
この状況でも30%近くの支持率!
国民もバカヤロー!!
本当の、必要性は無くても、昔に拡張を、計画してしまったから、先ず、下々は従え目線。一応民主主義だから説明責任を果たす格好で、嘘で塗り固める。辻褄合わなくなっても、まったく理由になっていない事を嘯くという、国会と同じ手法。