お気に入り いろいろ

古いもの、新しいもの、気ままに…

2025年新春

2025-01-01 17:25:51 | いろいろ


本年もどうぞよろしくお願いします。
写真の掛軸は、江戸後期の南画家のなかではピカイチの高橋草坪です。
この冬山水図には心が洗われます。

「我らは遠くから来た。そして遠くまで行くのだ」
この言葉を知っている人は、私と同世代。
白戸三平「忍者武芸帳 影丸伝」の、影丸が処刑される際の言葉です。
世界を変えられると信じた若者たちは、この言葉にシビレたものでした。
時代は変わって、今では、
「我らは遠くまで行けるだろうか」がリアル。
でもあきらめるわけにはいきませんね。

私自身は、ここ数年入退院を繰り返し、ようやく長いトンネルを抜けたようです。
でもその先はそれほど残っているとは思えないので、日々生きていることを楽しもうかと。
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今年もお世話になりました。

2024-12-31 15:43:13 | 新しいもの


2024年も暮れようとしています。
今年もお世話になりました。

写真は、内田京子さんの狛犬です。
約20年間、我が家の玄関で時の流れを見守ってくれました。

新年早々の1月12日~15日には、
ブリキ星で15年ぶりに「内田京子陶展」が開催されます。
再会を楽しみにしています。
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根来高杯

2024-12-13 15:19:51 | 古いもの

 

勢いのあるろくろ目と力強い姿形がいいですね。
全体にろくろ目を残していて、高台内のざっくりした処理を見ると、
実用品ではなく神社への奉納品に見えます。
本来、奉納品は木地のままなので、漆が塗られたタイプは初見です。
木地師によって神社に奉納された木地碗や高坏はどれもがうぶで魅力的。
昔は夢中になって集めたものでした。

 (径12,4~12,9センチ、高さ5,2~5,5センチ、高台径7,4~7,8センチ)
  価格はお問い合わせください
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チベット密教の漆箱

2024-12-05 17:03:10 | 古いもの




黒漆に金彩の漆箱。16世紀にさかのぼるものです。
箱上面は透かし彫の花唐草文、側面は唐草文です。
同時代の中国明の漆とくらべてプリミティブ。力強くて勢いがあります。

チベットといえば最近、仏の美術館での地名表記の変更が問題になっています。
ケ・ブランリーとギメで、チベットを中国語の「西蔵」や「ヒマラヤ世界」に変更したことで、抗議の声があがっています。

 (10×15,5センチ、高さ5センチ)
  価格はお問い合わせください

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秋の善福寺公園

2024-11-27 15:13:09 | いろいろ



入退院を繰り返しましたが、味覚もだいぶ戻り、身体も動くようになったので、
思い切って近所の善福寺公園まで散歩。
木々の紅葉も、鳥のさえずりも、すべてが心地よく、
長いトンネルを抜けたようでした。
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