buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

ハマっていること

2011年04月09日 | 歴史の中の1ページ



明治時代の御雇い外国人に完全にハマってしまった、今日この頃です。
多分、学校で留学生たちのキャリア指導などをしている影響もあるかと思いますが、、、。

江戸末期から明治にかけて日本にやって来た1万人近い外国人たちの
その技術や知識が日本の文明開化の大きな原動力になっていたことは確かです。
調べれば調べるほど、彼らの持っていた信念や理想には敬服です。

ただ、漠然として日本に行きたい、と思っていたのではなく
その持っている力を日本のために役立てようと考えていたのです。
何をしたいか、というより、何ができるか、それがどう役に立つか、ということを
外国人たちは考えていたのではないでしょうか。

多くの御雇い外国人は熱心に日本語や日本の習慣を学びました。
しかし彼らにとって語学は伝達の手段であって、本当に伝えたかったのは
その技術や知識なのです。

そんなこんなで『御雇い外国人』について、熱く思いを語る私に
A学院のB先生がA学院の資料室からウイリアムズ・チャニング(立教大学の創設者)に関する
文献を持って来てくださいました。

小冊子ですが、ウィリアムズ・チャニングがどのように日本で過ごしていたかが
エピソードと一緒に書かれていて、読んでいて本当におもしろいのです。

日本に着たばかりの時、長崎でウィリアムズは
幕府の役人、武士、医師、僧侶などに英語や世界情勢を教えていたということです。
ウィリアムズ・チャニングの学生の中には佐賀藩士で討幕運動に係わり、
東京専門学校(のちの早稲田大学)を創設した大隈重信や
日本の郵便制度を作った前島密もいたそうです。


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さて、
明日は休日です。もし天気がよいようだったら、築地の居留地跡に行ってみようかな~、
と思っています。
私の住んでいる品川からは30分の距離です。
そしてもうひとつの居留地があった横浜までも30分の距離。
趣味にはもってこいの場所に住んでいるって、偶然にしても嬉しくなりました。



写真は築地近くの浜離宮恩賜公園










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