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buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

日本語教師から続く道

2009年10月04日 | 授業
T女子大で行われた教育実習の報告会に参加しました。
4月から7月まで私たちの学校も含め、様々な日本語学校で実習していた学生たちが、
その活動内容や成果を発表するのです。

私たちの科で実習したのは10名の学生たち。
聴いている人をひきつける、いいプレゼンでした。
その上、きっちり学習者にアンケートを取り、分析をしていて、
ただの報告だけ、ではありませんでした。
すごいな~、、、。
なにより生き生きと、体験したこと、新しい発見、苦労してやり遂げた達成感などが
語られて、感動しました!

今回の実習生の中に、卒業してから語学教育や日本語教師の現場で働く人はほとんどいない、とのことです。
しかし、社会に出てから、留学生と過ごし活動した今回の経験が必ずや活かされると、信じています。
日本語教育を専攻したからといって、日本語教師になるだけが、道ではありません。
職場の外国人をサポートしたり,地域のボランティアになったり、、、いろいろな関わり方があるはず。

ところで、この報告会、
ほかの日本語学校や日本語教育機関がどのような授業をしているのか、
どんな指導をしているのかもわかる貴重な会です。
別の学校の先生たちのフィードバックの仕方など本当に参考になりました。
報告会終了後、先生たちとお茶を飲みながら懇親のときをもちますが、
草の根の意見交換の場がとても大切だと思います。

また、大学3年生、4年生の2年間をかけて行う、ほかの大学ではなかなかできない実習プログラムを
計画し、決断、実行したスタッフの先生たちに熱意と信念、そのアイデアに敬意。
報告会では裏方に徹していた先生たちの努力があってこそ、このような有意義な実習を学生たちが
体験できたのだと思います。

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