朝から
ローリング・ストーズ。
「刺青の男」。うち2曲には、ソニー・ロリンズが参加している。
ほんとかね。確かに、ジャズマンの吹くテナーだが、
ロリンズのテイストは、ほとんど感じられず。どど、ブローで
キング・カーティスというならわかる。
それにしてもローリング・ストーズのブルースの受容、模倣と
独自の昇華は、驚きべきもの。
ブルースの底のところに、アラブやカリブのフォークロア・テイストが
見えてきたりする。ジョジューカやってるやつなんか。
ぼくは、「ステイール・ホイールス」というアルバムが好き。
次に、クルーニー・シスターズのジャズコーラス。
ローズマリー・クルーニーがいるコーラスグループのアルバム。
緩みすぎ。クルーニーの洒脱がほとんどいかされていない。
☆
昨日から、河出文庫ででた
菊池成孔の「憂鬱と官能を教えた学校」という本を読み始めたものだから
どんどん、CDをかけて、流している。
この本、前にでた「東京大学のアルバート・アイラー」の
もっと詳細な講義録で、
バークリー・メソッドという、アメリカのポピュラー音楽を教える
法則をたどって、バッハから、パーカーから、マイルス、キリンジなんかまで
横断しながら、音分析している。
菊池の講談風の語りが面白い。
速度感、なかなかいい。
ナディア・ブーランジェと老舗のうなぎ屋なんぞの同居など。
☆
午後からは、
ジョン・ケージ
ジョン・コリリアーノ
アルヴォ・ペルト
などの現代音楽ポップ。
途中、お口直しに
ブラームスの2番と
レスター・ヤングのキーノート盤。
☆
と、そうこうしているうちに
サッカーもはじまってくるだろうに。
梅雨の、合間の晴れの一日。
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