「筒井康隆断筆祭全記録」(ビレッジセンター刊 1994)
ハイ。これは、立派に書籍なのですがCDが付いておりまして、ここで聴ける山下洋輔氏のプレイがスバラシイ。
本自体は、こういう本です。(版元サンのHPより)
↓
「1994年4月1日に東京中野サンプラザで行われた『筒井康隆断筆祭』を、山下洋輔の責任編集でまとめた全記録集。付録CDには、当日演奏された筒井康隆+山下洋輔による『スターダスト』他3曲が収録されています。」
まぁ、3曲と言っても、一つは白石冬美サンの朗読(w/斉藤ノブ氏のコンガ)ですので、曲としては2曲です。
一つは、「山下洋輔&Panjaスイングオーケストラ」による、フリージャズ的色の強い「断筆宣言」なる曲。
そして、もう一曲が、ご存知あの「スターダスト」。
あの素敵なスタ-ダストのメロディ。
そうです。「スターダスト」です。
コレ、何と筒井康隆&山下洋輔のデュオで演っております。
筒井先生はクラリネットですね。
クラとピアノのデュオです。
先生のクラリネットは、まぁ、もちろんプロのミュージシャンではありませんので、それほどのものではナイんですが、この曲での山下洋輔のピアノが、本当に素晴らしい!
イントロを除くと、ほぼオーソドックスなプレイに終始してるんですが、実に見事にスウィングするんですワ。
ここで、とにかく上手いのが、聴き手の中にリズムを作らせるコト。
左手の裏拍の使い方。それから、レガートとスタッカートの使い分けの上手さで、聴き手の中に「持続するリズム」を産みつけてしまうワケですね。絶妙です。
メロディやハーモニーの面では、アウトしたりするような形で緊張感を持たせるようなコトは一切ナシ。緊張感は全てリズムだけで形成してます。しかも、当然ですが、強い「緊張感」を聴き手に意識させるコトの無いさり気なさ。だから、全体の印象としては、ゆったりとして美しい、やっぱり、あの「スターダスト」。
オーソドックスなスタイルのジャズピアニストとしての山下洋輔もやっぱりスゴイ、と思う次第でアリマス。
蛇足ですが、筒井先生もノーミスです。特にスウィングはしませんが。
ハイ。これは、立派に書籍なのですがCDが付いておりまして、ここで聴ける山下洋輔氏のプレイがスバラシイ。
本自体は、こういう本です。(版元サンのHPより)
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「1994年4月1日に東京中野サンプラザで行われた『筒井康隆断筆祭』を、山下洋輔の責任編集でまとめた全記録集。付録CDには、当日演奏された筒井康隆+山下洋輔による『スターダスト』他3曲が収録されています。」
まぁ、3曲と言っても、一つは白石冬美サンの朗読(w/斉藤ノブ氏のコンガ)ですので、曲としては2曲です。
一つは、「山下洋輔&Panjaスイングオーケストラ」による、フリージャズ的色の強い「断筆宣言」なる曲。
そして、もう一曲が、ご存知あの「スターダスト」。
あの素敵なスタ-ダストのメロディ。
そうです。「スターダスト」です。
コレ、何と筒井康隆&山下洋輔のデュオで演っております。
筒井先生はクラリネットですね。
クラとピアノのデュオです。
先生のクラリネットは、まぁ、もちろんプロのミュージシャンではありませんので、それほどのものではナイんですが、この曲での山下洋輔のピアノが、本当に素晴らしい!
イントロを除くと、ほぼオーソドックスなプレイに終始してるんですが、実に見事にスウィングするんですワ。
ここで、とにかく上手いのが、聴き手の中にリズムを作らせるコト。
左手の裏拍の使い方。それから、レガートとスタッカートの使い分けの上手さで、聴き手の中に「持続するリズム」を産みつけてしまうワケですね。絶妙です。
メロディやハーモニーの面では、アウトしたりするような形で緊張感を持たせるようなコトは一切ナシ。緊張感は全てリズムだけで形成してます。しかも、当然ですが、強い「緊張感」を聴き手に意識させるコトの無いさり気なさ。だから、全体の印象としては、ゆったりとして美しい、やっぱり、あの「スターダスト」。
オーソドックスなスタイルのジャズピアニストとしての山下洋輔もやっぱりスゴイ、と思う次第でアリマス。
蛇足ですが、筒井先生もノーミスです。特にスウィングはしませんが。
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