Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

ぶひぶひ。エディ“ロックジョウ”デイヴィス。ぶひ。

2006-08-05 19:50:24 | Jazz / Cross Over
エディ“ロックジョウ”デイヴィス(Eddie "Lockjaw" Davis)
『Jaws In Orbit』(1959)

おとっつぁんも、おっかさんも、兄さんも姐さんも、「やっぱジャズって黒人芸能音楽だワ」と思わずニッコリするコト請け合い。理屈無しに楽しいサイコーの一枚。「芸術」じゃなくて「芸能」です。

まずはテナーの音色。
その良し悪しはテキメンに響く。
ここでのロックジョウのブヒブヒ感は最高。
ほぼ全て濁音で演奏。
ぶびび、ばぶぶ、ぶ~びび、ぶっ、びび~ぼ~。
徹底している。
フレーズも正しいブヒブヒを実現。
文句の一つも言いようがない。
特に、一曲目。
テーマ前の出音一発。
「ツカミはOK」とは正にこの事。
スバラシイとしか言いようがない。
コレがワカラン人は体内にブヒブヒ感応物質が不足していますので、チトリンでも食っといてクダサイね。

さて、もう一人の主役。
オルガンのシャーリー・スコット(Shirley Scott)姐さん。
びゃ~ッ!ヒャ~!ビュびゅビュ~!
キレのあるセンスの良い、間の手、入れまくり。
ソロもカッコいい。
しゅびどぅ、だばどぅ、ドゥビドゥ、ダバドゥ。
駆け上がりフレーズもイ~ネっ!
アナタの血管には正しくも黒人芸能音楽が流れているのが分かる。
最高にカッコい~ネっ!

そこに加わるもう一本はなんとトロンボーン。
コレにはもうトドメを刺された。
ブヒブヒ・サックスに、オルガンに、トロンボーンですよ。
ぱお~ん、ぶぉぶぉぶぉ~ん、ですよ。
スティーヴ・ピューリアム(Steve Pulliam)さんですか。
存じ上げませんで、失礼しました。
ジャンプ・ミュージック方面でご活躍だそうで。
またドコかでブチかまして下さい。
トロンボーンらしい、豪快ないいプレイでした。

結論。
ソウルフルとか、ファンキーとか、そう言う単語に反応しやすいヒトには激しくオスススメ。(おっと、「ス」が一つ多いゼ。)
確実に楽しめマス。ぶひ。


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Jaws in Orbit
Eddie "Lockjaw" Davis With Shirley Scott
Prestige

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2 コメント

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WBGOで。 (cocoa tea)
2006-08-07 08:41:12
WBGOで流れていたメローなT-Saxの音。

誰かな思いきや、

彼の作品、『The Heavy Hitter』

ここでは、ブヒブヒおさえ目で、

なめらかなバラードを奏でておりました。



愛する人に捧げたのかな。



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Unknown (bugalu)
2006-08-08 00:34:12
『The Heavy Hitter』と言えば、野球ジャケットのアレですね。

ジャケを見て、お、やっておるな、とエラソーにも思いつつ購入しませんでした。

ナニゲにLockjawは井端でもアルというコトですね。
返信する

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