Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

NYラテン界の大ボス。

2005-11-10 00:08:42 | Latin Jazz
ティト・プエンテ(Tito Puente)の凄いトコロは、50年代、60年代、70年代、80年代、90年代と五つのディケイドそれぞれに名盤があるトコロ。(しかも、それぞれの年代で何枚も!)

例えば1992年のラテン・ジャズ名盤。

ティト・プエンテ(Tito Puente)
「"Live" At The Village Gate」(1992)

なんと、トッつぁん、69歳の作品!
何て、ジジイだ。信じられん!
こんなスーパー・ハイテンションなアルバムを出しヤがるとは!

名義も凄い。アホか、と言いたくなる名前。
「Tito Puente's Golden Latin Jazz All Stars」!!!
黄金のオール・スターズでゴザイマス。(当人は既にシルバーですが。)
さすがに、ゴールデンなオールスターズを標榜するだけあって、凄いメンツ。
それぞれのソロが凄い。当然、アンサンブルの産み出すグルーヴは最高。

ラテン史上最高のベーシストであるアンディ・ゴンザレスから、コンガの巨匠モンゴ・サンタマリア、現在最高のパーカッショニストのジョバンニ・イダルゴ!!!
もう少し、ジャズ方面に知られた名前では、パキート・デリヴェラ!!!デイヴ・ヴァレンティン!!!クラウディオ・ロディッティ!!!
二日前に来なさいと言いたいくらいでアリマス。

そして、この凄い面子をまとめるのは、御大のシャープなティンバレス。凄い・・・。
ジジイ本人のティンバレス・ソロも、「円熟」などと言うコトバをブっ飛ばす切れ味。老兵はまだ去らないのであった。

オレもこういう69歳にナリタイ。
・・・ってか、ムリだけど。
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