Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

スカッとパラっぱ~。リー・モーガン。

2006-10-11 22:28:41 | Jazz / Cross Over
リー・モーガン(Lee Morgan)
『Expoobident』(1960)

一点の曇りなし。
バラッドでも力強いラッパ。
デリカシーがあるのか無いのかと、言う向きもあるでしょうが、ありますぞ。
そんで、アップな曲ではスカッと横分け。
いや、間違った。
横分けの長さは無いから、スカッとアイパー。(嘘。本当は天パー。)
どうだ、コノヤロー。
と言った感じで、スカっとしますナ。
スカッ、スカッ、スカッ!!!

と言う、最高のジャズ・アルバムです。
買っときなはれ。

ぢゃ!



・・・。
・・・・・・。


・・・いや。
サスガにこれだけでは記事を終われん・・・。

と言うコトで若干の補足。

やはり1960年のリー・モーガンは絶好調なんデス。
当然このアルバムも、かなりの良い作品デス。

行けイケ系のモーガンの作品としては、相当にイイんぢゃないデスか?
しかも、勢いだけではなく、人工的でナイ甘みがあって、さらに、若干ですが尖った時代の空気(モード)も混じってまして、安物ではない黒糖の匂いがしまっせ。

版元のVee Jayレーベルは、アタシャ良くは知らんが、R&Bのレーベルだそうで、確かにそんな感じも、うっすらと漂う。

そんで、長尺の演奏が入っていないトコロも長所。
ジャズにしては珍しく、7曲で、32分弱というコトなので、一曲あたりのボリュームは控えめ。聴きやすい。
聴き手の事を考えていると思いマスね。

それにしても、このラッパの力強さ。
分かりやすいテーマに、ダラダラしない簡潔なソロ。
コレでスカッとしないヒトぁ、オカシイです。
そんなヒトぁ、人生を血圧からやり直した方が良いと思いますデスよ。

以上デス。(尻切れトンボ系・・・)

ぢゃ!

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2 コメント

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Unknown (京都人)
2006-10-12 19:35:12
この渋めの佳盤を挙げるとはお目が高いですね。

そう、60年から61年(一時引退前)にかけての彼は本当に凄いです。

この時期のジャズ・メッセンジャーズのスタジオ録音盤数枚と、Vee Jayに

録音した2枚のリーダー盤(「Here's」と「Expoobident」)あたりが、ワタシ的

には彼のベスト・プレイでしょうか。



仰る通り、このアルバムは1曲1曲の演奏時間が短く、モーガンのソロも

簡潔で無駄がないことは確かに美点なのですが、あまりの好調ぶりに、

せめてもう1コーラス吹いてくれないかと懇願したくなるのは私だけでしょうか。(^^ゞ
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Unknown (bugalu)
2006-10-12 21:24:59
京都人さん、どうも今晩は。



ワタシは、初めてリー・モーガンを聴くというヒトに勧めるアルバムは、このアルバムとか、ジャズ・メッセンジャーズの『The Big Beat』あたりがイイんではないかと実は思っているんです。もちろん、当ブログのタイトルの由来である『Lee Way』もイイんですけどね。

いずれにしろ、ここでのモーガン青年は絶好調ですね。最高と言う他ないです。

もうチョット吹いてくれ~と確かに言いたくなりマス!
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