Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

Havatampaにフッ飛ばされる。

2006-02-01 07:46:26 | Latin Jazz
ハバタンパ(Havatampa)
「Havatampa」(1998)

吉田憲司大佐率いるハヴァタンパです。
スペイン語の読み方に近づければ「アヴァタンパ」でしょうが、ま、ソコは置いておくとしてですね、超高圧ラテンジャズ・ビッグバンドがお好きなら、是非セカハンでお探し下さい。

ラテンジャズの大スタンダード「Mambo Inn」で幕開けでゴザイマスが、とにかくブラスセクションのアンサンブルが強烈。高音域でエネルギーが爆発するラッパ・アンサンブル・・・。鳴呼、鳥の肌。

ジャズ方面な曲では「Naima」。
クールなハチロク・ビートで決めています。
コレは、ジェリー・ゴンサレスが「Nefertitti」をやったのと同じ路線。
ただしコチラはビッグバンドなので、色彩はカラフル。
この美しさ・・・。鳴呼、鳥の肌。

とにかく、アレンジがヒト味違います。強力デス。
爆発力がスゴいので、フッ飛ばされるのが好きなヒトには超オススメであります。

あと、中南米で活躍されている八木啓代さんが何曲かで歌声を披露されておりますが、ご自身でも書かれているように、声に特徴があるので(綺麗過ぎる声)、好き嫌いは別れるトコロでしょう。八木さんのサイトで試聴もできるので、聴いてみまひょ。
ちなみに、この方は本もタクサン書いている。中南米での活動がメインな方だけあって、キューバ、メキシコ、チリ、ニカラグアなどなどの、音楽事情から、政治的な話まで、通りイッペンじゃない、強烈なエピソードが満載で、オニのように面白い。そちらもお勧めなので、それはそれでまた紹介します。

若干ハナシはソレ気味になりましたが、ニッポン・ラテンジャズはナニゲにレヴェルが高いし、その中でも異彩を放つHavatampaは、聴いておきたいモンであります。
(しかし、最近は活動してるんでしょうか?)

それから、アルバムの試聴はハバタンパのサイト、コチラで。

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3 コメント

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日本のラテンジャズもイイねっ (コロリン)
2006-02-02 03:34:49
久しぶりにラテンジャズですね。

しかも日本の。



早速視聴しました。イイねっ!ですね。



ハバタンバの名前は聞いたことがありましたが、演奏は初めて。

深井さんのピアノは以前ライブハウスでゲタ夫さんと大儀見さんとのトリオの演奏で聴いたことがあって感激しましたけど。



CDは入手可能なんでしょうかね。



日本のラテンジャズバンドの実態ってどうなんでしょうか。

松岡さんや熱帯の話題くらいにしか触れることがないんで。



また機会をみて是非ご紹介をよろしく。
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Unknown (bugalu)
2006-02-02 07:34:53
コロリンさん、こんちは。



最近のニッポンのラテンジャズは追っかけてないので、あんまり詳しくないんです

久しぶりに「SALSA Japan」のイベント情報を見てみたら、5~6年前とそんなに変わってないような感じが・・・。

やっぱり、メジャーな松岡さんや熱帯が中心でしょうけど、ライヴハウスで聴くなら、ウイリー・ナガサキ&サボール・パランテとか、中路英明Obatalaなどは非常によろしいのではないでしょうか。(もしかして、既に行ったコトあります?)

しかし、どっちにしろ、松岡さん人脈だったり、熱帯の中心メンバーだったりですね。



ハバタンパのCDですが、アマゾンでは一応入手可能みたいです。(品切れになってなければイイのですが)
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ありがとうございます (コロリン)
2006-02-06 03:00:55
ありがとうございます。



ウィリーさんの演奏はは一昨年、舞浜でのライブを聴きました。

ティンバレスがとてもかっこ良かったです。もちろんコンガもボンゴもですが。



中路さんのライブはまだ聴いたことがありません。機会があれば是非聴いてみたいです。



ハバタンパのCDは早速あたってみます。

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