Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

むすんでひらいてメシ食って聴いて弾く。

2006-03-18 08:37:40 | オンガク道
自称中流の我が実家にピアノがやって来たのは、多分、1980年頃。

まぁ、ウチに、ピアノを習いたいというヤツが居て(オレじゃないよ)、そんで、こういう高額商品の購入と言う事になったのでしょうが、そういう訳で、一応ウチにも、面白がってピアノの鍵盤と戯れたりできる環境があったんです。

今は、ギターやベースがアッシのメインですが、そこら辺を弾く前は小学校の音楽の時間に鍵盤ハーモニカを使っていたので、鍵盤に対するアレルギーはなかったんすナ。(これが、鍵盤ハーモニカじゃなくって詩吟コンダクターだったらそうもイカなかったのです。中央小学校に、・・・・・・感謝。ぽ。)

んで、ワシもガキだったから、そこらにあった楽譜見ながら「むすんでひらいて」なんか弾いてみて和んでみた訳ですが、当然ながら、譜面にあった左手のバッキングは、ドミソ、シレソ、ドファラなんです。今にして思うと、結局、コード理論なんかのハナシになった時に、今でもオレはそこに立ち返って理解をしているんです。ハッハッハ。原点は「むすんでひらいて」か。


「むすんだけど、ひらいた?」


そんで、その「むすんでひらいて」ですが、シレソ、のところで何故か、「シファソ」を弾く楽譜だったのヨ。今にして思えば、ドミナントなんですが、チキショーながら、やはり、オレも、ここに含まれる「ファ」が嫌いだったんですよ。「なんかヤな響き~」って。シとファのトライトーンって、何の音楽的知識もなかった、10歳くらいのワシにとっても、ココチ悪い響きだった訳です。

ココラ辺は、極フツーの一般的ニッポン人のガキの音楽的感性が、納豆とひじきを食いながらも西洋耳になっているという、恐ろしい状況だったワケで、ニッポン・トラディショナル・ミュージックに無かったと思われる感覚なんでサ、ワシの耳感性が既にして、そうなっていたってコトは、音楽のスタイルってモノが国民文化ってとこに根ざす、その根っこってモンが、アッケないって事が、よっく感じられるワ。よくも悪くも、簡単に新しいものにとって変られるってコトですが。

(ちなみにトライトーンって、振動数の比が1:√2なんだそうで、そこらヘンが「あぁ、あなたとワタシの割り切れなさよ~」とか言うもんだから、そのココチ悪さは全人類の普遍的感覚だ、とか言う理屈も成り立つようです。)

と、

ココまで書いて、

プレビューを見たら、

字ばっかりで、

読みにくそうなんで、

また明日~。

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アンクル・チャーリーと愛犬... | トップ | 宮川泰氏死去。 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (もりたん)
2006-03-18 20:11:27
むすんでひらいての「シファソ」の部分、

ワタシの習っていた音楽教室の楽譜にもありました!(笑

ワタシも幼少の頃、それを弾くのに抵抗があったのを記憶しております(^^ゞ

なんかすごく不自然だと思ったんですよね(^^ゞ

で、先生の前で弾くときに、不自然じゃない「シレソ」を弾いたら

先生にやんわりと注意された記憶も…(爆

子供用の楽譜って、そういった不自然な和音がけっこうあったと記憶してます。

そういうのにぶつかるたびに、

ワタシは自分の思う通りにアレンジ(?)して

先生の前で弾いてたわけだけど、

そのたびに注意の連続でした(←苦い過去w)

…楽譜通りに弾くのを目的とした教育なんて…(以下略w)
返信する
Unknown (かわいい妹)
2006-03-20 13:57:59
え?

ピアノを習いたいヤツってまさかオレ?

そんなコト言ってたんだ?あは。
返信する
Unknown (bugalu)
2006-03-21 23:01:10
もりたんさん。

やはり、「シファソ」は嫌いでしたか。

子供の頃に既に「西洋耳」になっているもんですね。

「自分の思う通りにアレンジ」ってのは、模倣から創造へのスタートですね~。



めんこくない妹へ。

このブログはフィクションを平然と織り交ぜておる。お主がピアノを習いたいと言ったかどうかは、もちろん想像の域を出ない上に、ようやく春めいてまいりましたが、既に時効である。(それは「時候」か・・・。)
返信する

コメントを投稿

オンガク道」カテゴリの最新記事