Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

巨神兵に見えるんですけど。

2005-08-17 21:30:51 | Jazz / Cross Over
巨神兵に見えますが、アート・ブレイキーです。
口から火は噴きませんが、ドラムを使ってバンドに火を点ける事では世界最強。
そして、ソバ屋の出前に口笛を吹かせたコトはアル、と言われております。

アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ(Art Blakey And Jazz Messengers)
「The Big Beat」(1960)

1960年はリー・モーガン(Lee Morgan)の当たり年。
特に好きなのが、2曲目の「Sakeena's Vision」。
テーマから強烈な音をブチカマシテいますが、テーマが終わって飛び出すラッパのソロ!こんなブットイ音でアクロバットするラッパ吹きって、どーよ?
スッゴイよ~!

フロントがリー・モーガンとウェイン・ショーター(Wayne Shorter)の二管だった時のジャズ・メッセンジャーズって、ファンキーからモードへの過渡期って事で、「過渡期だも~ん」くらいの扱いをされているような気もしますが、カッコいいよね~。

ウェイン・ショーターが持ち込んだ尖った知的な音楽性に、リー・モーガンのあんまり知的ではない鋭いラッパって、実はとっても合ってたと思いますね。この時期では「A Night In Tunisia」(1960)の方が有名盤ですが、メーター振り切らんバカリのハイテンション振りではコチラが上か?

当然ですが、ブレイキーのドラムも煽りまくり!
モダン・ジャズってカッコいいね~!
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2 コメント

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TBありがとうございます。 (クリス)
2005-08-17 22:41:34
TBありがとうございました。

「big beat」もいいですね。僕は「It's Only A Paper Moon」が好きですわ。JM嫌いの寺島氏も確かこの曲は認めてたと思いますよ。



ところで、スクエアーに昔、田中なんとかというベースいましたよね。今どうしてるか知ってますか。僕は結構好きで、よくコピーしてたので愛着があるんですが。確かに馬鹿テクではなっかたですが、歌心があるいいベーシストだったと思います。



それではまた。
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Unknown (bugalu)
2005-08-17 23:08:59
ご来訪ありがとうございます。



この「It's Only A Paper Moon」をあの偏屈モノ(失礼)の寺島氏が、デスカ。「もっとウタゴコロを大切にしろ」くらい言われそうな気がしますが、なんか意外です。



スクエアのベースと言えば、田中豊雪氏ですね。そういえば、どっか行っちゃいましたね。「Drop Goal」の打ち込みベースが原因で抜けたという説もありましたが、どうしているんでしょうね。

「Travellers」とか「Rodan」あたりが印象深いデス。当時のドラムの長谷部徹氏とのコンビは、フュージョンにしてはシンプルに徹していて、安藤メロディをより際立たせていたような気がします。

櫻井&神保や、須藤&則武とは違った、いいリズム・セクションでしたよねぇ。
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