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Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

フニャけたサルサを聴こう。

2006-11-25 10:13:15 | Salsa / New York Latin
人として生まれたからには、時に、フニャけたサルサを聴かねばなるまい。
そうだ!フニャけたサルサを聴こう!

ある日、そう思い立ちまして、ある時期のフニャけたサルサ(その筋の専門用語では「サルサ・ロマンティカ」と言います)の代表的シンガー、フランキー・ルイスのCDを買いに行ったのですが、コレがまた、見事に売ってねぇンです。あんだけ一世を風靡したのにねぇ。(風靡されたのは日本でない地域ですが)

と、そんなことを思いながら数ヶ月。
したっけ、昨日、渋谷のタワレコでコレを見つけまして。

フランキー・ルイス(Frankie Ruiz)
『Serie Top 10』

もぉ、素晴らしくフニャけたベスト盤だと言うことがすぐ分かる、最高に適切なジャケにワタシの目はペグ・アタッチよ。いや、釘付けよ。
で、値段もフニャけてまして、なんと税込みで1,250円です。
当然、速攻でゲットです。

で、聴きましたが、意外とフニャけてません。
勿論、ロマンティカっすから、強烈に前のめりでグルーヴするというもんじゃナイですし、緊張感ビシビシという線でも無くって、当たり前に甘口サルサなんですが、案外と大甘じゃないんですね。
キラキラ・シンセによる味付けもないし。
サルサだから当然リズムはシャキっとしてるし。
まぁ、でもやっぱりキャッチーなサビとかイントロが、らしいと言えばらしい、ですなぁ。ホーンの響きがソフトなのも、ロマンティカなんでしょうなぁ。とか思いつつ、あっと言う間に聴き終わりまして、コレはコレで中々に良いモノであるなぁと思いましたが、やはり、もっとフニャけたサルサを改めて探さねばならないと、一方ではココロに誓った一日と相成りました。

ハイ、本日はココまで。

ぢゃ。
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リブレという世界最高の四拍目。

2006-10-12 22:35:53 | Salsa / New York Latin
マニー・オケンド&リブレ(Manny Oquendo & Libre)
『Increible』(1981)

世界最高のティンバレス・プレイヤーのマニー・オケンドと、世界一のラテン・ベース・プレイヤーであるアンディ・ゴンザレス(Andy Gonzalez)が組んでいるンだからして、世界が無くなるまでは、間違いなく、このバンドが世界最高にして世界一のサルサ・バンド。

今年デビュー30周年。

ただし、マニー・オケンドは確か50年代から活動してるし、アンディ・ゴンザレスにしても、60年代末頃から活動してるし、その30年どころではナイ圧倒的経歴も、単に長いだけでなく、ティト・プエンテ(Tito Puente)やレイ・バレット(Ray Barretto)とか、そういう偉人を支えて来たと言う質的にも圧倒的な経歴をもっていて、そんで、遂にはその偉人達に並んでしまったという凄過ぎる二人が中心を務めるバンドです。当然ですが、現在のこのヒトらから出る味は30年ドコロではない。オゾン層が形成された6億年ほど前から居るんじゃないかと思われる凄み。UV-AでもUV-Cでも何でも来やがれ、な感じ。
6年ほど新作が出ていないと思うが、そろそろ新作を頼みたいモンです。

で、何がそんなに凄いのか?

ソレは、ですね。

手数が少ないのに、有り得ないほど強力な超巨大銀河級のグルーヴですよ。
この手数の少なさは、もう一方の王者である、ティト・プエンテとかカチャーオ(Cachao)の正反対なんですが、手数が少ないのは、決して下手だからではナイですね。必要最小限にして生まれる最大効果ってもんを知ってるンですね、このオッサン達は。実際、手数の多いプレイを行なっても、コノ二人のプレイは相当凄い筈。
そんな出来るオッサン達が厳選した少ない手数だから、その一音一音の凄みは本当に有り得ない強烈さ。
ち、つ、た、どぉ~ン、ち、つ、た、どぉ~ン、ですワ。
もぉ、何と言うか、圧倒的な存在感の音が刻む、圧倒的に正確な安定感が生む、圧倒的なスリル。
特に、凄いのが四拍目のアクセント。
コレが来る度に、聴くワシらの意識は、体ごと宇宙へ吹ッ飛ぶ訳ですよ。

あぁ、世界最高の四拍目。
究極の悦楽的四拍目。

あぁ、四拍でよかった。
四拍五日、夜のニューヨーク、リブレの旅。

このアルバムは、そういう超弩級のリズム隊が生む快楽的グルーヴを、割とスウィートな楽曲で、もぉ、そのぉ、あのぉ、何と言うか、アタシ、タマリマセンのぉ、のココロ。
このヒトたちは、どっちかというとストイックなサウンドが多い気もしますが、このアルバムは割と、ストレートに甘めにしてある感じ。でも、甘めと言ってもですね、人工甘味料無しの超高級店の甘味です。
一口目も良し、腹一杯食っても良し。

正に世界最高。

お聴きなされ。

↓↓↓↓↓
Incredible
Manny Oquendo
Salsoul

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ちなみに、レーベルはサルソウルです。
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レイ・バレットのサルサの極北・その二。

2006-09-16 01:23:36 | Salsa / New York Latin
レイ・バレット(Ray Barretto)
『Rhythm Of Life』(1982)

今年に入ってからの、ファニア・レーベルの怒濤のリイシューのお陰で、最近ようやく入手したんですけどね、このアルバムは、ハッキリ言って相当スゴイ。
「ラティーナ」誌でのレイ・バレット追悼記事に併載されていたディスク・ガイドでは、ウィリー・ナガサキ師は、このアルバムをレイ・バレットの頂点の一つとされていたんですが、これは納得ですね。

内容は、シャープでキレキレでビシビシのハード・サルサ。
そんで、ハードでありながら、原理主義的ではなくって究極的に洗練されているという超絶がココにはあります。
辿り着いたサルサの極北"その二"でありますね。

79年の傑作"その一"である『Rican/Struction』と並ぶ究極のサルサ名盤と断言してしまいましょう。

カッコえぇ~で!!!
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ラリー・ハーロウはラテンの熱を提示します。

2006-08-30 22:01:33 | Salsa / New York Latin
ラテン・フィーヴァー(Latin Fever)
『Larry Harlow Presents Latin Fever』(1978)

昨日に続き「女性だけのサルサ・バンド」です。
シンガー(モチロン女性)を3人も擁したのが特徴でしょうか。
ワタシはこの一枚しか知りませんが、彼女ら、多分コノ一枚きりでしょう。
サウンド的には、爽快な和み系サルサ。
ニューヨーク・サルサですから、キューバものと違い、コクよりキレで勝負なんでしょうが、このバンドはそれよりも(強さを伴った)シナヤカさがイイですね。

編成的には、トラップ・ドラム(つまり、フツーのドラム)が居て、ギターもあって、ホーンは4管で、そのうちの一人はフルート持ち替えだったりして、また、アレンジ的には割と中音域を活かしたストリングスを入れたり、3人のボーカリストによるハモりもやったりと、要は洗練された音になっていますね。
でも、シャープになり過ぎない暖かみのあるサウンドが肝だと思いマス。

「いや~、イイね~。」と言うのが率直な感想。

プロデュースは数えきれないほどの結婚・離婚・結婚を繰り返していて、ある意味、女性の敵、NYラテン界の大物ラリー・ハーロウ(Larry Harlow)です。バンド結成のアイディアは、当時のラリー氏の奥方のリタ・ハーロウに寄るそうです。
アレンジャーには、マーティー・シェラーとかソニー・ブラヴォーとか、ま、このスジには堪らんヒトが名を連ねてオリマス。

正に熟成の70年代後期NYサルサらしい一枚。
見かけたら買っとけのココロ。

8月。
ラテン強化月間、イヨイヨ明日で終わりか?

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夏の終わりはチカ・ブーン。

2006-08-29 22:13:08 | Salsa / New York Latin
チカ・ブーン(Chica Boom)
『"Mango"』(1995)

夏の終わりはチカ・ブーンと言うコトでヨロシク。
まずは二曲目の「青い空が見たい」を聴きましょう。
あ~、夏が行っちゃいますね。
何となく切ないですね~。しみじみ・・・。
(とか言いつつ、ワタシは夏がニガテなので、ホントは嬉しいが。)

このアルバムは、サルサをベースにして花開いた90年代的Jポップ。
ってか、チカ・ブーンは元々サルサ・バンドなんでねぇのか?
ファーストなんか、完全にサルサだったし。
でも、4作目と5作目は、サルサを感じさせつつ、ほぼJポップ。
今回取りあげているコレは5作目。
ラテンが苦手な人でもフツーに聴けそうなラテン的Jポップですワ。

曲は、ラテン的な賑々しい方向ではなくって、切ない系の楽曲が濃過ぎないサルサ・フレーヴァーと、良く合ってまして、コレが中々のモンなのですね。その「切ない」の系統も、ラテン的哀愁メロディではなくって、サラっとした、やっぱり、ポップス的感覚なんでホント、フツーに聴けると思います。

チカ・ブーンは90年代前半には結構売れましたから、今はセカハンでは結構安価で買えるんではナイでしょうか。
フツー過ぎるJポップに飽きたら是非。

あ、見ての通り「女性だけのサルサ・バンド」です。
暑苦しくはナイです。
(イヤ、このヒトたちが暑苦しくないと言う保証はナイ。特にトロンボーンのヤマモトサトコさんのキャラが濃くないという保証については、更に全然、リキんで鼻血がどべ~っと出まくっても絶対に一切シナイ。)


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8月26日はチーターの日。

2006-08-26 21:50:29 | Salsa / New York Latin
ファニア・オールスターズ(Fania All Stars)
『Live At The Cheetah』(1971)

そう言えば本日は8月26日でアリマス。
サルサ野郎としてはコレを外す訳には行きません。
えー、歴史的な、何と言うか、その、つまり、そう言うコトでして、「歴史」は、ま、どうでもイイとして、音楽の熱い、その、つまり、あれデス。「サルサ」というジャンルの代表を一枚選べと言われた場合に、総裁に選出される可能性の圧倒的に高い、そう言う意味ではアベシンゾー的なヤツです。
つまり、聴いた方がイイという事。

えぇ、このアルバムは、1971年8月26日のNYはクラブ「チーター」で行われた「ファニア・オールスターズ」のライヴを収めたものです。そん時の映像は、『Our Latin Thing』というタイトルで映画化されてまして、そちらも音楽ファンの三大義務なんですが、ま、若干、入手が困難な時もあるので、そんな時は音だけでもよいのでこのCDを。
ま、LPでも良いですが。お、DLでも良いですが。

聴き所は多数ありますが、ポイントはオーディエンスとバンドが一体化した熱さ、でしょう。「Descarga Fania」での、聴衆のミナサマの判読ラップ、いやモトイ、ハンドクラップと言うか、ま、手拍子ですが、これが、ベース・ソロのあたりで自然発生しまして、古典的な表現で言うトコロの「会場割れんばかり」の、熱さが、うぉお~ッッ!!!でゴザイマスね。
しかも、流石ラテンの人々ですので、その手拍子もクラーベを刻んでまして、実にカッコイイんですよ。ホント鳥肌ね。

ハイライト的な曲としては、上述の「Descarga Fania」と、「Ponte Duro」だと思うんですが、コレ、スタイルとしては全然「サルサ」じゃない。サルサは、一応、「歌もの」ですが、コノ二曲は、「歌もの」じゃなくってジャムです。短いコーラスとカウンターで入るホーンとの交換でシバラク熱く助走した後に、いよいよもって、「超」の付く熱いソロの欧州、モトイ、応酬が始まります。とにかくその熱さが半端ナイですのよ。特に「Ponte Duro」は、凄くって、今現在もワタシ鳥肌中。
所謂「サルサ」な楽曲としてのハイライトは「Anacaona」。哀愁メロディ、大爆発。よろしく。

ちなみに、『Our Latin Thing』と、この『Live At The Cheetah』では、若干、収録曲が異なってますが、こちらでしか聴けない曲もまたイイんですよ。
ワタシの好きな脱力コンビ、リカルド・レイ&ボビー・クルスの「Ahora Vengo Yo」とかね。

ちなみに、メンバー紹介曲を除き、全曲とも演奏時間長いです。
一番短いので6分くらい。
本来的には踊る為の音楽でもありますから、ある程度のサイズは必要、と言う事もありましょうが、それよりも、熱さが短いサイズじゃ収まり切らんという事なんだと思います。


御試聴なされ
↓↓↓↓↓↓
Fania All-Stars - Live At the Cheetah, Vol. 1 - Descarga Fania All Stars


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画像で紹介。『Our Latin Thing』。音が聴こえるべ?

2006-08-10 23:41:06 | Salsa / New York Latin
『Our Latin Thing』(1972)

サルサというジャンルが正に出来上がった、その頃。
1971年の8月26日、木曜日。
チーター(Cheetah)というクラブで行われたライヴ。
コレが、大衆音楽を代表する凄い作品となりました。

えぇ、早い話ですね、金字塔です。
恐ろしいコトに、全てのポピュラー音楽の中での金字塔、デス。
サルサの、じゃないです。
しかも、ポップ音楽には珍しく映像作品での金字塔登攀達成です。
オメデトウございます。
どもども。こりゃ、ども。

演奏を行い、作品を作り上げたのはファニア・オールスターズ(Fania All Stars)。
ファニア、というレーベルに所属するニューヨークの若きラテン・アーティスト達が、元々は会社の宣伝の為に結集したのであろう企画バンド、ファニア・オールスターズ。
企画バンドだって言うのにコレが有り得ないエネルギーを放出しました。
ポピュラー・ミュージック史上に於ける最大の奇蹟の一つ。

ホント、奇蹟です。
ロックでもジャズでも、ヒップホップでも、大衆音楽が好きなら絶対に死ぬ前に知っておくべき作品です。
作品?
いや、コレはドキュメントかもしれませんね。
リアリティがあります。

で、この作品は、一般的にはファニア・オールスターズの作品と言ってイイでしょうが、正式には「ファニア・オールスターズとスペイン語を話すニューヨークの人々(The Fania All Stars And The Spanish Speaking People Of New York City)」とクレジットされています。
こういうクレジットをしたファニアというレーベルは実にエライと思う。
理由は観れば分かります。

では今回は、作品の流れに沿って画像中心にお送りします。
行きますぜ。

まずはココから。




ココが、サルサを生み育てた誇り高きラテン・ピープル達の街。
コドモ達が集まってパーカッションを叩いている。
しっかし、ゴミだらけ。
これは、一体ドコなのか?
パンチ佐藤を生んだ川崎市高津区か?
恐らくそうではナイ。

正解はニューヨーク。

中でもエル・バリオとかイースト・ハーレムとか言われた地区にはプエルト・リコを初めとした、カリブからの移民が集中したそうな。
この画像がそのエル・バリオで撮影されたものなのかは、残念ながらワタシには分からん。

で、そういう土地で生活している人々が愛した音楽がサルサ。
その、サルサが最もエネルギーを放っていた時のライヴがこのライヴ。

以後、文章少な目で行きます。

リハ風景。

メガネでアフロはコンガのレイ・バレット。左はティンバレスのオレステス・ヴィラトー。

ライヴ、スタート。




ファニア・オールスターズの親分。

レーベルの副社長でもあるジョニー・パチェーコ。


名シンガー。ピート“エル・コンデ”ロドリゲス。


ベルベット・ヴォイス。チェオ・フェリシアーノ。


音楽的頭脳。ロベルト・ロドリゲス。


ラテンにトチ狂ってしまったユダヤ人ピアニスト。硬派ラリー・ハーロウ。


天才ダンサー兼ボンゴ奏者、ロベルト・ロエーナ。


最高のトロンボーン・プレイヤー、バリー・ロジャース。


サルサが生んだ大スター。ウィリー・コローン。


レイナルド・ホルヘとウィリー・コローン。熱い。


ビューティフル・アレンジャー。ボビー・ヴァレンティン。


凄過ぎる。ティンバレスのオレステス・ヴィラトー。


若き(当時)カリスマ・シンガー。イスマエル・ミランダ。


正にサルサの巨人。レイ・バレット。


ヴォイス・オブ・サルサ。エクトル・ラヴォー。


そして、このライヴ映像のもう一つのミドコロ。
踊るオーディエンス達。




カッコ良過ぎる。

野外ライヴシーンでのオーディエンス。




こちらもカッコ良過ぎ。

も一度、言っておきますが、コレがサルサを生んだ高津区。
モトイ、エル・バリオ。




このジャケット。↓忘れずに。ね。


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サルサの一枚と言えば、本当はフツーこれデスね。 の、続き。

2006-08-09 21:49:45 | Salsa / New York Latin
ファニア・オールスターズ(Fania All Stars)
『Live At The Cheetah』(1971)

続きです。

コレ、紛れもなくサルサの代表的一枚とされていますし、傑作ライヴである事にワタシも異議は全くナイのですが、「初めてサルサを聴きます。ドレか一枚オススメを教えて下さい。うッふ~ん」というヒトにはあんまり向かない。理由は、渋くて長い曲が前半に入っているから。
「Quitate Tu」がソレですが、割と平坦で起伏なく続くんです。16分43秒も。

そんで、この曲はですね。
サルサを初めて聴く人なら退屈します。多分。
なにしろコレは聴く為の音楽じゃないデスからね。
踊る為の音楽。
だから、よ~し聴くぞぉ、と思って聴くとダメね。
聴くぞぉ、で聴くのは、も少し慣れてからね。
16分もあるし。

で、このアルバムは、二枚組だったり、二枚をバラで売ってたりするんですが、バラで売ってた場合、Vol.2の方から聴いた方がイイかもしんない。一番エネルギッシュに燃え上がる「Ponte Duro」なども入っていますしね。

で、実はですね。
サルサは一生に一枚しか買えません、という不遇な方がいらっしゃいましたら、ワタシ、このライヴ・アルバムではなく、この時のライヴを主なソースとして作られた映画『Our Latin Thing』をオススメするのでありますね。
同じ演奏でも、映像付きな分、「はじめてのサルサ」状態でもビビビと分かるし、なにしろカッコいい。



次回は、コノ『Our Latin Thing』の中から、音と匂いが溢れて来そうな、カッコええ画像満載でお送り致します。

例えばコンナ感じ。


つづくっ!

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サルサの一枚と言えば、本当はフツーこれデスね。

2006-08-09 07:12:39 | Salsa / New York Latin
ジャンルを代表する一枚と言えば、例えばロックなら『Sticky Fingers』とか、ジャズなら『Kind Of Blue』とかありマスね~、というハナシで言うトコロのサルサの一枚と言えば、本当はフツーこれなんですよね。

ファニア・オールスターズ(Fania All Stars)
『Live At The Cheetah』(1971)

しかし、ジャム・セッション的な色合いがナニゲに強かったりして、音楽的にはサルサと言えるのか、という部分があるので「ニューヨーク・ラテンの金字塔」とか言う方向で行きたい。

だから、「サルサを一枚」と言うヒトにはワタシはこれは勧めない。
一昨日の記事で挙げた五枚のうちのどれかを勧める。

でも、サルサを含むニューヨーク・ラテンで一枚、と言ったら、全てを含んで、コレをお勧めするコトにしたい。

(つづく)

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サルサ・マシーン。

2006-08-08 21:59:04 | Salsa / New York Latin
ウィリー・ロサリオ(Willie Rosario)
『The Salsa Machine』(1983)

ウィリー・ロサリオと言う人は、バンド・リーダー兼ティンバレス・プレイヤー。
既に軽く40年を超えるキャリアの持ち主。
とにかく気持ちのいいリズムを刻み続けた、ジャズで言えばカウント・ベイシーに相当するような、そんなサルサの大物です。

このヒトは、ティンバレス・プレイヤーなのに、派手なソロは殆どナイ。
トニカク、アンサンブルにおけるグルーヴを最も大事にしていたんでしょう。
そういう意味でも、ホント、ベイシーみたいです。

そんな、ロサリオの名作中の名作と言われているのが、この『The Salsa Machine』。
コレ聴いて、カラダが動かないヒトは、ドコかが壊れていますよ、と言ってイイほどの名作。
と~にかくストレートにダンス・ビートを繰り出すコトに主眼が置かれた作品。
アルバム・タイトルのなんと的確なことか。

しっかし、革新的な事も特にないし、妙にシリアスだったりしないので、アタクシの昨日の記事のような、シャッチョコばったとこにはあんまり出て来ない。
と、言う事なので、このアルバムを他のジャンルの名作に例えてみると、ロック・ポップス系で言うと、キャロル・キングの『Tapestry』とか、ジャズで言えば、やっぱベイシーの『April In Paris』とか、ちっとも革新的ではないけど、確実に聴き継がれるという、そういう魅力100トンな作品。

だから、サルサのアルバムは10枚しか買いません、とか言うヒトが居た場合には、絶対に買わなければならないアルバムですね。サルサの一つの側面の頂点にあるアルバムです。

つまり。

楽しいよ~。

ハイ、聴きましょう。


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The Salsa Machine
Willie Rosario
Universal Latino

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超鳥肌サルサ5枚。

2006-08-08 00:07:53 | Salsa / New York Latin
例えば、ロックファンで『Abbey Road』を聴いたコトのない人は居ないでしょう。
ジャズファンで『Saxophone Colossus』を聴いたコトのない人も居ないでしょう。
ソウルファンで『What's Going On』を聴いたコトのない人も居ないでしょう。

そんなレベルのサルサの名盤ってナニカって、考えると、意外とコンセンサスが無いように思うのですが、これらのアルバムに文句のあるヒトはナカナカ居るまい。

ロベルト・ロエーナ(Roberto Roena)
『Looking Out For "Numero Uno"』(1980)



レイ・バレット(Ray Barretto)
『Rican/Struction』(1979)



エディ・パルミエリ(Eddie Palmieri)
『Vamonos Pa'l Monte』(1971)


Eddie Palmieri - Vamonos Pa'l Monte - EP


ウィリー・コローン&ルベン・ブラデス(Willie Colon & Ruben Blades)
『Siembra』(1978)



エクトル・ラヴォー(Hector Lavoe)
『De Ti Depende』(1976)


Hector Lavoe - De Ti Depende (It's Up to You)



(言って置くが、ワタシの場合、サルサと言えばニューヨークかプエルト・リコである。キューバは無い。あれはサルサではないからのぉ。)

さて、こうやって並べて見ると、ナニゲニ70年代後半に集中している感じがスル。
サルサの全盛期は1970年代前半と言われていますが、エネルギーの爆発量ではそうかもしれんが、作品としての結実は、70年代後半だったのかもしれない。

この夏は、どれか一枚でも聴いて頂きたい。
音楽を愛する方なら絶対に「分かる」はず。
サルサはスゲェ音楽です。


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涼やかで美しく冷静に爆発するサルサ名盤。

2006-08-06 21:17:37 | Salsa / New York Latin
ロベルト・ロエーナ(Roberto Roena)
『El Progreso』(1978)

涼やかなサルサ。
そんなモンあるのか、と言われそうですがコレがそうです。
ジャケット写真見て下さい。
日陰なのですね、ココ。
サンサンと照りつける太陽から、ちょっと隠れて涼を取る。
そんな風情のサルサ。

具体的には、アンサンブルからさり気なく聴こえて来るフルートが効いてますし、ストリングスで吹かせる爽やかな風が効果的だったり。ボーカルも今作ではあんまり歌い上げたりしませんから、余計涼しげな印象があるんでしょう。

激情をストレートに叩き付けない、コントロールされ、成熟したサウンド。
勿論、激情をセンティミエントなメロディに置き換えた、サルサらしいサルサもやってますけど、そんな曲でも、エレピソロから始まったり、サルサでは珍しいソプラノ・サックスのソロがあったりと、冷静に計算されたサウンド作りがされています。

ワタシ的に最大のツボは、タイトル曲。
前半は抑え気味に進行し、後半一気に爆発する。
なんと、イントロのトランペット・セクションはミュート付き。
そこに絡むリード・セクション。
爽やかだ。
ボーカルも良くコントロールされ、ストリングスも浮遊感を演出し、心地良い。
セレスタらしき音まで聴こえる。
カウンターで入るホーン・セクションはあくまでも柔らかい。
1コーラス目。あくまでも爽やか。
2コーラス目。ティンバルがパイラを刻み、徐々にスピード感が増す。そんで、ピアノが時折、煽り、ストリングス、駆け上がる。
そして、後半。
一気に来た~!!!
ロエーナがボンゴをカウベルに持ち替える!
同時にギターのカッティングが入って来る!
ストリングスのヴォイシングがオープンに変わり、コンガはトゥンバドーラを多用して疾走を始める!
そして、コレまたオープンなヴォイシングでハモるコロ(コーラス)が追い打ちをかける!
う~ん。
カッコいい。
鳥肌だ。

この曲を聴くためだけに買っても良いアルバムかもしれない。
とか言いつつ、他の曲の出来も良い。
要するに良いアルバムなんですね。
必殺のボレロもたまらん!

聴こう!


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レイ・バレットの「Together」を聴くけこ!

2006-07-28 23:57:16 | Salsa / New York Latin
レイ・バレット(Ray Barretto)
『Together』(1969)

時代の空気と、NYラテン・シーンの盛り上がりと、バレット自身の充実が、クロスしたトコロに生まれたアルバム。
代表作ではないが、悪い訳がない。

1曲目はバレット自作のラテン・ファンク。
人種を超えた連帯を呼びかけている。そんな歌詞。
バレットの長い音楽活動の中でも、重要な一曲だと思います。
素晴らしく力強いベースとピアノのリフに乗って、ボーカルは、珍しくバレット本人。
歌うコトは稀だがセンスが良い。必聴。

2曲目以降は、割とキューバ色の濃いスタイル。
完全なラテン~サルサ・サウンド。
しかし、当然ながら、キューバな音ではなく、紛れも無いニューヨーク・ラテン。
つまり、空気が張り詰めて、冷たい。
これこそがサルサ。
決して「癒し系のトロピカル音楽」ではナイ。

バレットのコンガも、「癒し」な感覚など微塵もなく、ソリッドなグルーヴを叩き出すんでありますね。
「ソリッド」なのね。そんで、「叩き出す」のね。
硬派なのよ。よろしくね。

最後は、ヘヴィーなラテン・ジャズ。
曲目は「Tin Tin Deo」。
ドロドロの血が滲み、次第に勢いを増し、最後には黒い血が吹き出す。
血の濃さが凄い。

必聴!


バレっとお願いします。  
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サルサでナミダ六升。

2006-07-10 22:28:39 | Salsa / New York Latin
ウィリー・コローン(Willie Colon)
『Fantasmas』(1981)

未だに、サルサやラテンを、お気楽なオンガクと思っている輩は、即刻コレを聴け!

恐ろしいホドに繊細な表現。
こんな、繊細な音楽が他にありますか?

そんで、繊細に表現しているモノは悲しみなんです。
イヤと言うほど伝わって来ます。

しかし、コレはベタつく音楽ではないんデス。
感情に溺れ切ってしまう事のナイ、強い知性で抑制された見事な音楽。
サウンドの肝は、サルサのリズムに乗った、ストリングス、コーラス、そしてトロンボーン・セクション。
最上級に洗練されたアレンジとアンサンブル。

実に深いアルバムです。

タイトルの「Fantasmas」は、幽霊という意味。
背景にあったのは、コローンの妹の自殺。

凄い作品です。
ナミダ六升、覚悟すべし。

傑作。


↓御試聴ドーゾ。
Willie Colon - Fantasmas - Oh Que Sera
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レイ・バレットの「Cocinando」を聴け!

2006-07-09 23:01:29 | Salsa / New York Latin
レイ・バレット(Ray Barretto)
『Que Viva La Musica』(1972)

サルサが最も熱く燃え盛っていた1970年代前半。
そのムーヴメントの中心人物だったレイ・バレットの1972年のアルバム。

傑作の多いレイ・バレットですが、このアルバムは、また凄いアルバムなんです。

アレンジャーはバレット自身とピアノのルイス・クルス(Luis Cruz)が勤め、もう一人の音楽的ブレーン、トランペットのロベルト・ロドリゲス(Roberto Rodriguez)も居る。パーカッション陣も、オレステス・ヴィラトー(Orestes Vilato)が居て、若かりしジョニー・ロドリゲス(Johnny Rodriguez)が居る!
実に、充実した時期ですね。

タイトルが素晴らしい。
"Que Viva La Musica"です。
「音楽は素晴らしい」という意味。
(と、よく書かれているんですが、機械翻訳やると「その音楽は生きている」になりマスが・・・。)

全編スゴイ演奏が繰り広げられているんですが、今日は、紙面の都合上(そんな都合はナイ筈だが・・・)、5曲目の「Cocinando」だけについて書きます。

この曲は、サルサ・ファンにとっては、少々特別な感じのする曲です。
何でかと言うと、あのサルサ映画(って言うか音楽映画)の金字塔『Our Latin Thing』の冒頭を飾っていた曲だからなんデスね
まぁ、『Our Latin Thing』については、ワタシの過去記事を見て頂きたいのですが、とにかく宇宙的にスゲェ作品なので、とにかく是非、見てクダサイ。

さて、その記念碑的な名作を彩った「Cocinando」ですが、音楽的には実は典型的なサルサではナイのです。ウイリー・ナガサキ師はコレを、ソン・モントゥーノと、何処かで書いておられましたが、ワタシの感覚では、ジャズ・ブーガルーなんです。(そんなスタイルねーぞ。と言われますなぁ。はっは。)

いずれにしろ、これは「ニューヨークのラティーノ」にしか作れないヒップな音楽。

イントロから、全編通してほとんど変化しない、ワウを使ったような音色のエレピ。
コレがイキナリのカッコよさ。
あまりにもクール。
ワタシ脳髄麻痺しそうになりマス。
単純なパターンの繰り返しなのに、コレが超絶クールなグルーヴを生む。

セクションで入るホーンも、メチャクチャなカッコよさ。
コレがNYか。
シャープな鋭いトランペット・セクション。
全面的に鳥肌。

歌詞。
短い単純なフレーズの繰り返し。

cocinando suave
puchunga cocinando

たった、これだけ。

puchungaの意味が分かりませんが、cocinandoはクッキング、suaveはソフトとかそんな意味。あんまり意味を考える必要もナイですね。
トニカク音を聴け、ですな。

その、8小節のボーカル・パート(コレも実にクールなのよ)の、あと8小節のホーン・セクション。
その後、8小節ずつ「ボーカル→トランペット・ソロ」が4回繰り返されますが、そのソロも、マイルス→モーガン→マイルス→モーガンみたいな感じで、滅茶カッコええ。鳥肌巨大化必至っ!

続いて、ベース・ソロ。
粘っこいベース・ソロの見本。
しつこいようデスが、これもクール!!!
鬼級!
カッコええ。

そして、およそ5分に渡るパーカッション・ソロ。
ピアノ、ベースのシンプルで、これまたクールなパターンに乗って、コンガ、ディンバレス、ボンゴが、8小節ずつ交代でソロを続ける。
テンポは大体128だし、突っ走るバトルではないが、打楽器奏者なら一度は聴いておきましょう。
フレーズの見本市です。
しかも、NYラテンの最高峰のプレイヤーの、デスよ。
必聴!!!

そして、AY~!の掛け声で、最初のパターンに戻るんですが、ココで入って来るトランペット・セクションのテンションのスゴさ!!!
そして、グニャグニャ狂わすエレピ!!!
オープニングも鳥肌だが、このエンディングもソレに輪をかけた大型鳥肌発生マシーン!!!

こんなカッコいい音楽が、サルサ・ファンにしか知られていないとは、勿体ない!!!

聴こう。
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