aiko「milk・嘆きのキス」(2009)
aikoさんの大半の曲のアレンジを手掛けている、
鍵盤弾きの島田昌典氏は相当に凄い人ですね。
アレンジャーとして、素晴らしいセンスです。
でも、ワタシとしては、それよりも、
ピアノ弾きとしてのセンスに脱帽するっス。
あの「花火」(1999)のピアノなんか滅茶苦茶スゴイんすけど、
このシングルの「なんて一日」と言う曲のピアノも、また素晴らしいですね。
と、思いつつ、「花火」を聴いたら、
やっぱり、これは圧倒的に超絶名演ですな~。
・・・あぁ、逸れました。
新曲の方ですね、今日は。
こちらも、相変わらず素晴らしいプレイを聴かせてくれますね。
絶妙なタイミングで、絶妙な音域に、絶妙な質感。
天才的なセンスだと思います。
クローズドなボイシングで、高域に、
カカカン、カ~ンと散発的にブつけて来たり、
中低域で、ンゴゴゴとグラインドしたり。
特に素晴らしいのは、高音域のカカカ~ンだな~。
直角でグルーヴするんスよね。
これ、本当にスゲェと思います。
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