ぶーくん読書録

今まで読んできた本について、いろいろ書いてみる。
ほとんど、ネタバレ!!

鉄鼠の檻 京極 夏彦

2009年05月13日 | 京極 夏彦
1996年
講談社ノベルス
☆☆



箱根の老舗旅館では骨董屋の今川が取引相手を待っていたが、
5日たっても待ち人はこない。
この旅館には1作目で出てきた久遠寺家の当主であった善親も滞在していた。

雑誌記者の鳥口は京極堂の妹である敦子とともに、
箱根山中にある寺に行くところであった。
ところが旅館で今川、久遠寺とともに、旅館の庭で僧侶の遺体を発見する。
しかも、忽然とあらわれたのだ。

そして、山中の禅寺で次々と事件が起きる。

「禅問答」と「悟り」
この二つが最大のキーワードであるが、
分かりにくい題材を見事に語ってあった。



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