ぶーくん読書録

今まで読んできた本について、いろいろ書いてみる。
ほとんど、ネタバレ!!

ナイチンゲールの沈黙 海堂 尊

2009年06月01日 | 小説-日本-
2008年
宝島社文庫


チームバチスタの栄光のインパクトが強く、
その続編として期待して読んだ。
これは、これで十分面白いと思うが・・・・・というのが感想だ。

今回の舞台はレティノブラストーマという目の癌に侵された少年がいる小児病棟である。
担当の看護師小夜は、院内きっての歌姫である。

目の摘出というメンタル面を補佐すべく、
愚痴外来が小児科愚痴外来を開設せざるおえなくなり、
もちろん担当は田口医師である。

そんな中、患者の一人である端人の父親が殺害される。
そして、その捜査にあらわれたのが加納警視正、
さらに、あの白鳥も別件でやってきたが捜査に加わりと
物語はスピードを上げて終息に向かう。

しかし、今回は納得の行かない謎解きでちょっと残念。

何故、チームバチスタの次の映画化がこの作品でなかったのかが納得がいった。


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