見えるもの

何だかこの頃
視力が落ちてきた。
アレルギーでいつも通ってる眼科で
視力検査をしたら
「次の免許書き換えはメガネが無いと無理かもよ」と言われた。
原因は老眼とパソコンだよな～。
パソコンの画面長く見てると
字が全部くっついて見えてくるもん。
視力検査は
視力表から5メートルはなれて行なう。
ランドルト環（Cみたいなの）の
高さ7.5ミリ、文字の太さ1.5ミリ、
文字の切れ目の部分の幅が1.5ミリの文字が見えると
視力は1.0となるそうだ。
小学生の頃は
スプーンみたいので目をギュ―っと隠してしまい
反対側の目がいつも霞んで見えなかった（笑）
目の見える仕組みは
光が角膜から目に入り水晶体を通って
水晶体が光の屈折を調節し、網膜の上に焦点を結んで見える。
網膜上に写し出される像は、
実際とは逆の映像で
網膜から視神経を通って大脳へ送られて、
逆さの像を修正して、今見ている映像になっている。
一瞬のスゴ技だ！
映像を逆さまにするだけじゃなくて
右と左のバランスを取ったり
脳はいろいろと加工修正をしているそうだ。
と言うことは
今見ている物の色や形は同じ物を見ても
人によって若干の違いがあると言う事だよね？
外人さんの青い目や茶色い目で見る景色と
黒い目で見る景色はどれくらい違うのかな？
そうやって考えていくと
目で見えるものは確かなようで
不確かな物のような気がしてくる。
フランスの国旗のトリコロールは
37（青）:33（白）:30（赤）という比率となっている。
青は後ろに下がって見える色で
赤は前に飛び出してくる色なので
遠くから見た時に同じ幅に見えるように
工夫されているそうだ。