ロッキー・ファイナル

チャチャーチャーーー♪チャチャーチャー♪
チャチャーチャーーー♪チャチャーチャー♪

ロッキー・ファイナルを観て来た。
もちろんタダ券（笑）
エイドリアンが亡くなってしまった淋しさ
チャンプという過去の栄光の一人歩き
悩める一人息子との不仲
小さなレストランオーナーとしての成功と安定
このまま年老いていく事への焦り
中途半端で停滞している自分から抜け出し
前へ進むために戦う事を選ぶ男ロッキー！
男の生き様を見せるぜ！
・・・と言う映画だ（笑）
ストーリーらしいストーリーは無い。
前半はちょっと退屈だった。
初老の男が（映画の中では50代という設定らしい）
いくら過去に2度もチャンプだったからと言って
現役のピチピチに戦いを挑んで
互角の試合をしてしまう・・という設定には
無理が有り過ぎだろうと思っていた。
しかし不覚にも感動してしまった（笑）
試合のシーンでは
スクリーンの中の観客と一緒に
「ロッキー！ロッキー！」と応援している自分がいた。
ボロボロになっても
立ち上がり向かっていく姿にはやられる。
「老いぼれジジィ」とバカにしていた無敵の現役チャンプが
人生をかけて挑んでくる老ボクサーに
脅威を感じ・・最後には敬意を感じていく。
戦った男にしか解らない繋がりみたいのが涙を誘うのだ（笑）
映画の中でマイク・タイソンが本人役でちょこっと出てくるのだが
その彼の姿も逆の意味で涙を誘う・・超カッコ悪いのだ！
たった数秒のシーンなのだが・・哀れを感じた（笑）
あんな役なら出ない方がいいのに・・・。
いつもはオバサンばかりの平日の映画館には
定年を迎え・・隠居中のオジサンがいっぱい居た。
明日から走り始めちゃったりするのかな？
スタローンにしてやられた～！って映画だ！
観に行く時はハンカチを用意ね。