いじめ問題に思う

今いじめ問題が大きく取り上げられている。
いじめはどうして起きるんだろう？
いじめの無い学校なんて無いんじゃないかな？
程度の差はあるだろうけど何処の学校でも起きていると思う。
思い返せば
私が小学校の時にも中学の時にもあった。
幼稚園の時にもあった。
人気マンガのキャラクターのハンカチを持っていないと
仲間に入れてもらえないとか・・・
そんな小さな事だったと思うけど。
仲間はずれになっちゃ大変って
必死で母親にハンカチを買ってもらった記憶がある。
でも小さい子のいじめは長く続かない。
何日かするとそのハンカチの効果が薄れて
仲間はずれにしたはずの子と遊んでたりするものだった。
昔から意地悪な子はいたものだ。
意地悪な子にいじめられた経験は誰にでもあると思う。
だけど意地悪の度を超えて
ちょっと特徴のある子や
気に入らない子に
集団の負を向けて、相手を孤立させて
言葉や態度・・時には暴力を振るう事
相手の人格を無視した差別がいじめだ。
人の負のエネルギーが自分に向かって放たれているのって
すごい恐怖だ。
どうやっても自分を受け入れてくれない人たちの中で生活するのは
本当に辛いだろう。
しかし公に行われるいじめはわかり易いし見つけやすい。
学年が上がるに連れて
友達や仲間の振りをして
その実・・パシリに使ったり金をたかったり
ふざけてる振りして殴ったり
そうゆういじめが多くなる。
仲間はずれになっている訳じゃないので
見つけにくくなってくる。
そうゆういじめを見抜く人（スーパーの万引きGメンみたいな人）も
必要かもしれない。
街中の落書きと同じで
見つけたら潰す・・見つけたら潰すを
地道に繰り返して根競べをするしか無いように思う。
大きくなる前に潰すことが大切だ。
いじめは無くならないと思う。
いじめられた子ばかりを集めて学校を作っても
やっぱりいじめが起きるそうだ。
だから起こったいじめを大きくしない。
長引かせない！
犯罪と同じで
いじめをしても割が合わない！と皆が思うようになればいい。
いじめられた子のフォローをちゃんと出来るシステムがあればいい。
いじめられてる子に原因があることもあるだろう。
嘘をつく・不衛生・学力不足
それらを治す指導も必要かもしれない。
昔いじめられていたけど
大人になって成功した人は沢山いる。
だから未来を希望を捨てさせないフォロー
精神的なカウンセリングも必要だ。
先生の「おはよう」の挨拶に
「死ね！」とか「ぶっ殺す！」と答える小学生がいるそうだ。
小学生でどうしてこんなに負の感情を持ってしまうのだろう？
大人にも絶対問題があるはずだ。
私だって
見て見ぬ振り得意だし
面倒くさい事に関わりたくないと思ってるし
自分さえ良ければいいやっていつも思ってる。
大人の無関心の中で育った子供が
感心を引く方法が「死ね」とか「ぶっ殺す！」なのかもしれない。
子供のサインは大人がちゃんと受け止めなくちゃね。
いろんな歪みが
より弱いところへ弱いところへと集まっている！
こんなんじゃ美しい国にはなれそうもない。