ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

グリーン・ブック

2019年03月10日 | 映画
またまた映画の話になってしまうのだが
グリーンブックを観てきた。
アカデミー賞を取った映画だ。
黒人ピアニスト、ドクター・シャーリーの
南部アメリカツアーに
運転手兼用心棒をすることになったイタリア系白人の男トニー
二人で旅をする中で
互いを理解し認め合うようになっていく話だ。
なんでこの物語の題名がグリーンブックなのか?
グリーンブックの名前からすると
植物の育て方みたいな本を連想するが
グリーン・ブックは
自動車で旅行をする黒人の為のガイドブックだった。
差別の酷かった時代
黒人が自動車で旅行するのは大変な事だった。
黒人が入れるレストラン・ホテル・トイレ・ガソリンスタンド
それらが書いてある。
ちなみにグリーンは人の名前で緑の事ではない。
ヴィクター・H・グリーンと言う郵便局員が作ったそうだ。
トニーはこの本を
シャーリーの事務所のマネージャーに渡され出発する。
トニーはこの仕事をお金の為に受けたが
黒人が嫌いだった。
彼も差別する側の人間だった。
しかし
天才ピアニストと言われホールを満席にし喝采を浴びる彼でも
ステージを降りると
黒人として酷い扱いを受け
強い孤独と一人で戦っているシャーリーの苦しみを知り
彼の理解者になっていく。
そしてそれはシャーリーも同じ
がさつで粗暴なトニーだが
根は悪人ではなく
家族を大切に思う姿に
雇用関係だけではない友情を感じ始める。
差別の酷いホテルでの公演をキャンセルして
二人で黒人バーへ行って
シャーリーがノリノリでピアノを弾くシーンがあるのだけど
かたくなに
スタンウエイのピアノしか弾かないと言ってたのに
オンボロピアノを弾いているシャーリーが一番楽しそうだった(笑)
シャーリーの中でも何かが変わったんだろうな~~と思わせるシーンだ。
良い映画だった。
アカデミー賞とったんだから
そりゃそうだ(笑)
この映画は実話だった。
最後に本物のシャリ―とトニーのその後が
テロップで流れて
2013年まで生きてたとあった。
死ぬまでずーっと仲良しだったみたいだ。
良かった×良かった!
映画の中では
シャーリーはカーネギーホールの上に住んでいる事になってたんだけど
それも本当なのかな?
カーネギーホールに住めるんだ!ってビックリしたんだけど(^_^;)

2 コメント

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Unknown (ちわ)
2019-03-10 22:37:13
いい映画だよねぇ。
静かに知らぬうちに感動。

私が、2019年1月から
3月10日までに見た映画の中で
一等賞です。
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ちわさんへ (オバチャン)
2019-03-11 00:18:04
コップ捨てたトニーは
もっと嫌な奴かと思ったら
そうじゃなくて
トニーの家族も能天気だったね(笑)

フライドチキンのとことか
最後の手紙の
バレテ~~ラ~~のとことか
何か暖かい気持ちになる映画だった。

ちわさんいっぱい映画見てるよね。
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