ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

千住博展

2019年04月02日 | 展覧会
母の通院日だったので実家へ
腫れた顔は元に戻り
白内障の術後経過も良好
次は1か月後ね。と言われた。
まだ行かなくちゃいけないんだ(^_^;)
次で最後になるか?
病院の後
実家でお昼ご飯を食べていると
雨が降り出してきた。
朝はバタバタして天気予報みてなかったー。
しかも
出る時晴れてたから薄着だし。
これは夕方までいたら寒くなる・・と思い
2時過ぎには実家を出た。
この時間は電車も空いてるし
座って帰れる。
さぁ寝るぞと思ったら何故か眠くない。
あら珍しい(笑)
起きて電車に揺られていたら思い出した。
そうだ!
そごう美術館で千住博展をやってるんだ。
娘2号が行って良かったから行った方がいいよ!とおすすめされていた。
もうすぐ終わっちゃうはずだ。
まだ早い時間だし
また違う日に出てくるなら
通り道だから寄って行こう~~~!
と言う事で横浜駅下車

世界遺産・高野山金剛峯寺の大主殿に襖絵を奉納する事になり
奉納前に巡回展をしている。
奉納の絵以外にも
初期から現在までの作品30点ほど展示されて
見ごたえがある。
瀧図も断崖図も
どにかく迫力満点だ。
千住博展
奉納の襖絵は
1000年残るように
1000年前の作品が現存してるのと同じ材料で書いたそうだ。
天然の岩絵の具と胡粉を使っている。
胡粉は貝殻で作った白い顔料だ。
最近は胡粉ネイルが流行っているね。
和紙をくしゃくしゃにして
くしゃくしゃと言っても
頭の中で形を思い浮かべて形作ったくしゃくしゃ。
それを丁寧に伸ばして絵の具を塗ると断崖の岩肌が出来上がる。
瀧図は
岩絵の具の焼群青(ブルーグレー)で下地を作り
滝を描く部分に水をたっぷりと塗り
上から白い胡粉を流し落とす。
それが滝の筋になり
水面や飛沫を筆やエアブラシで描き足していた。
それは本当に計算された偶然の産物って感じ。
静かで力強くて見惚れてしまう。
蛍光塗料で滝を描き
ブラックライトで光らせる神秘的な作品もあった。
これは写真OKだったので

製作過程のビデオもあり
それを観た後にもう一度作品を見に戻ったり
じっくりゆっくり出来た。
千住博さんはニューヨークのアトリエを拠点に制作しているそうで
高野山金剛峯寺に奉納する襖絵も
ニューヨークで描いたそうだ。
何か不思議な感じ(笑)
ぶらり途中下車の美術館
大満足(^O^)

2 コメント

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Unknown (ちわ)
2019-04-06 09:41:38
お母さん順調そうで何よりです。
ずーっと目薬はさすんじゃないかい。
(^O^)

高野山はまだ行ってないの。
行きたいの。
2020年に奉納らしいから、その後行こうかなぁ。

芸術は爆発だ!!!!
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ちわさんへ (オバチャン)
2019-04-08 23:18:19
ずーっと?(^_^;)
なら一人で通える
近所の眼医者に変えてもらわなきゃ!

高野山も似合う年齢になったよね(笑)
そうだ!空海に会いに行こう~!
って感じだね!

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