ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

弦楽四重奏

2018年09月19日 | Weblog
芸術の秋先取り!っつうことで
娘1号の幼馴染が
バイオリンの演奏をすると言うので聴きに行ってきた。
音大を卒業した彼女は
バイオリン教室の講師や
劇団・オーケストラ・スタジオミュージシャン
などなど様々な活動をしている。
色々な事をしないと生活していけないのだろうな~。
今回はカルテットのコンサートだ。
会場は100人も入ったらギュウギュウのスタジオの様な所だった。
選曲・演奏
どちらもとっても良かった。
といっても知らない曲ばかりで
聴いたことの無いカッコイイ弦楽四重奏曲を紹介してもらった感じだ。
ちょっと知識が増えて賢くなった気がする(笑)
彼女は娘の幼馴染なのだけど
今も娘と仲良しと言うわけでなく
彼女のお母さん経由でお知らせをもらった。
演奏会やイベントがあると連絡をくれる。
クラシックを聴く機会などほとんどないので
たまにはクラシックもいいかな~~って思うので
なるべく行くようにしている。
娘と彼女は3才~8才くらいまでの5年間ほどしか仲良くしていない。
彼女が転校してしまったと言うのが大きな理由だが
小学校に入学して遊ぶ友達が変わり少しずつ距離が出来ていた。
しかし、3才と言う
親が係わらなければ成り立たない時期を共にしている為
繋がりは濃かったと思う。
私にとっても彼女は特別な感じだ。
育ての親みたいな気さえする(笑)
彼女の両親は
共に有名大学を卒業していて
ご主人は有名企業に勤めるエリートだった。
彼女が転校したのもご主人が海外勤務になったからで
私はただただ「おーすこい!」と思った。
中古のマンションを
自分たちでリノベーションした家に住んでいて
部屋は無印良品の家具で揃えられていて
子供部屋の天井は青空と雲がペイントされていた。
家にテレビは無く
部屋にはいつも音楽が流れていて
生活クラブや
当時まだ珍しかったシュガーレディーの冷凍食品などを使い
何だかすべてがオシャレだった。
30年前だからね。
我が家はサザエさん・・・・ちびまる子だな(笑)
庶民派あふれる俗物的な家庭なので
都会的な彼女たちの生活を
いつも憧れの目でみていた。
しかし娘はぶっ飛んだ性格で
うちの娘1号と
雨が降れば水たまりに飛び込み
雨が降らなければ
公園の砂場に水を溜めこみ
いつも頭から泥だらけになって遊んでいた。
何をするかわからない
怖さと面白みのあるダイナミックな子だった。
そんな彼女が6歳くらいからバイオリンを始め
週2でレッスンに通うようになった。
どこか遠くまでレッスンに行っていた気がする。
家では毎日
夕方5時から1時間
例外の日などなく練習を続けていた。
6歳の子に毎日って
親があきらめたら
はいそこまでよ~!になっちゃう分けで
続けさせるパワーが凄いな~~って
ただただ感心するばかりだった。
スポーツ選手とかでも
小さい時からの親のサポートって半端ないもんね。
海外に転勤になった時も続けて
高校入学前に帰国
音楽の高校ー大学と進んで今に至るんだけど
ずーっと続けられるって
本人の意思がそりゃ1番だろうけど
親のサポートってのも影の1番なんだと思う。
バイオリンを始めた小さい時の彼女しか知らないから
今、堂々とした姿で弾く彼女の姿に
「よく頑張ったね~~」って感激もひとしおだ。
素敵だったよ~~~~~~!