朝から太陽ギラギラと暑かったのだけど
渋谷東急bunnkamuraで開催されてる「ルドン展」が
もうすぐ終わってしまうというので
娘2号と渋谷まで繰り出した。
ホントに暑くて死ぬかと思った(笑)
日差しが痛かったもん!
横浜より渋谷の方が暑いよ;^_^A
オディロン・ルドンは1840年フランスに生まれた。
しかし生まれてすぐに母に捨てられ里子に出される。
病弱な体質と母に捨てられた孤独が
彼の独特の世界を作り上げていった。
心の中に棲む闇・・幻想を独特に表現している。
それは現代アートのように斬新でユニークな怪物だちだった。
印象派全盛の時代に
「黒はあらゆる色の中で一番本質的な色だ」と
エッチングやリトグラフで
白と黒のモノクロの作品を作り続けた。
小さな作品が多いのだが
夢に見そうな狂気の世界が200点くらいあった。
その中にハッとするような綺麗な作品が何点か混じっていて
晩年の色のついた綺麗なルドンの世界への布石を感じた。
今回のルドン展は「ルドンの黒」と言うだけあって
黒い作品がほとんどで
色のある作品はほんの少ししかなかった。
色のあるルドンの作品ももっと見て見たいな~と思った。
26日までなので最後の駆け込みでもっと混んでるのかな?と思ったら
意外と空いていてゆっくり見ることが出来た。
bunkamuraのHPでも何点か作品が見れるので
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