4月。いよいよ桜の季節になりました。
近所のJRや私鉄を利用していても、花見のポスターが目立ちます。なんとなく、見てる人たちもそわそわウキウキしてる感じ。(もちろん私も)
というわけで、今月は「桜めぐり」をサブテーマにブログをアップしていこうと思います。
まず一回目は、東京都駒込・六義園の有名なしだれ桜。
残念ながら、今年はもう散り始めてしまったようですが、この写真は二年ほど前のもの。
元禄8年(1695年)、五代将軍徳川綱吉から土地を与えられた柳沢吉保が7年の歳月をかけて作り上げた「回遊式築山泉水庭園」ということで、
桜以外にも見るところはもちろんあるのですが、この時期は皆様もう、めいっぱい桜目当て。
「weeping cherryblossom」だったかな、でっかい英語の看板まで出てました。
しかもライトアップ終了間際の休日ですから、そんな簡単に中には入れない訳ですよ(^^;)
入口は2か所。
地下鉄あがってすぐのところは既に長蛇の列で、新たに並ばせてもらえず(警備員のおじさんが誘導してる)、
敷地外周を半分ほど歩かされ(その時点ですでにマイルドな人渋滞)、10分ほどかけてやっと別の入口の最後尾にたどり着いたと思ったらそこからまた、数十分(もっと?)並ばされた記憶が。だって結局そこから、またぐるりと外周を半分くらい回ったわけだから。
やっと入っても、このしだれ桜の前はまた黒山の人だかり。みーんな写真撮ってました。
負けじと私も一枚。
やっぱりキレイですね。
昔、英語学校に通ってたころ、桜の話になって、アメリカ人の講師が開口一番「とりあえず、日本人が桜好きなのはもうもう、よーくわかってるから。何も言わなくていい。とりあえず名所をあげろ」みたいなこと言ってて、やっぱり西洋人から見ると、日本人の桜好きは相当不思議な現象に見えるみたいですね。
この日も大混雑で、みんな「だめだこりゃ」的なこと言ってるんですけど、だからといって、そんな荒れる人もいなくて、楽しげに、あるいは真剣に、桜を愛でてらっしゃいました。私も、やっぱり魅入られて、ぼーっっと突っ立ってましたっけね。
で、ふと見上げると、この景色。
風流ですね。
日本人でヨカッタ、と思うのはこんな時。
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