特等席でお昼ごはん。
兵庫県川西市の妙見の森に行ってきました。
ここには、珍しいエドヒガンの群生があるのですが、去年は大嵐で風と闘いながらの撮影で四苦八苦^^;
今年は晴れてるうちにと早めに来訪です。
花が小さいので、山にピンク色の靄がかかったよう。
その昔、旅人や木こりが迷い込んだら、きっと心が奪われてしまったのではと思わせる幻想的な美しさです。
優美ですね。
去年は嵐のせいで風が強いのだと思っていましたが、この日は薄曇りとは言え、さほど悪天候ではなかったのに、やっぱり風が吹いていました。してみると、エドヒガンの花が小さいのは、環境に適応したなのかもしれません。重い頭だと風の影響を受けやすいのではないでしょうか。花の美しさのみに目が行きがちですが、そもそもピンク色は鳥を呼ぶための目印であり、木の高さは他の木々たちに邪魔されず日光を浴びられるように進化した結果であり、生きていくために必要な機能をそなえた大事なパーツなんですよね。
満開までもう一息。
まさに「高嶺の花」。
ソメイヨシノは豪華だし、やっぱりきれいで見とれてしまいますが、時折、そのあまりに完成された美しさに飽いてしまうことがあります。
そんな時、この小さな野趣あふれるサクラたちはとても魅力的に見えます。生きる活力がみなぎっている気がするからです。
とても欲張りな愛で方ですが(笑)
小粒で華奢なところが、とても日本種っぽい。
何はともあれ、2年越しに焦がれたエドヒガンにやっと出会えたので、大満足でした
オオシマザクラがまだ全然咲いていなかったので、一週間後ぐらいに訪れたらまた違う景色を楽しめそうです。
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