ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

非正規公務員の多さが問題だ

2020-05-19 18:43:14 | 日記
あ~あ、去年の今ごろは何をやっていたかって~、
モツレクの本番(こちら)だったんですよね~~~。
モーツアルトのレクイエム。
1年前とは思えません。もっとずーっと前だった気がする。
世の中、激変しましたからね。
本当なら、その合唱団で今週末「カルミナ・ブラーナ」の
本番だったんですよね~。
先週は福島公演の予定で、今年は私も行こうと考えていたのです。
2週続けてのカルミナ。
あ~、それなのに、それなのに~。

さて。
前回、コロナ騒動の中、年金受給者と公務員は最強と書きましたが、
補足です。

公務員といっても、近年は非正規公務員/職員が激増していて、
その人たちは別に考えないといけないんですよね。
その存在は何年も前から気になっていました。
世田谷区の広報誌を見ると、勤務日数が月16日ぐらいの職員を
さまざまな部署で募集しています。よく見かけます。
給料はほぼ例外なく月20万円以下です。
それがとても気になっていました。
その働き方を望む、生活がかかっていない人であれば
ちょうどいいかもしれませんが、
そうでない人もいるでしょう。
生活費として必要な人にとっては少なすぎます。

「非正規公務員 割合」で検索してみると、
厚生労働省では53%もの人が非正規だと出ています(こちら)。

自治体にもよりますが、窓口業務などは、
かなりの割合で非正規だと思います。
私が一番悲しいと思っているのは、図書館からプロが消えたこと。
図書館には長年通っているので、すぐに分かりました。
この人たち、ただのオジサン・オバサン。パートの人たち。
図書館のプロでない。
前に図書館でアンケートをやっていた時は
そのことを思いっきり書いておきましたよ。

とにかく非正規が増えているので、古いデータは参考になりませんが、
全国で2割程度が非正規化しているという記事もありました。
収入は正規の3分の1とも。
手厚い正規とは比べものになりません。

日本は生産効率が非常に低くて、給料水準も低いまま、
非正規雇用が常態化して、貧困率も増え続け、
罪のない子どもにまで貧困が広がっている、
え?こんな日本に誰がした???

コロナ騒動で露呈しました。
ここで、思い切って政策を変えないと。

国内にある「パイ」が同じ数だとしたら、
富裕層が増えている=貧困層も増えている
富が集中している=富から突き放された人が多くいる
ことになります。

社会的に弱い立場の人が「貧乏くじ」を引くことになってしまう、
その仕組みを根本的に変えない限り、
そこまで考えない限り、
変革は起きません。
コメント
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