モツレク本番、感動しました。

会社を午後休にして、向かった本番会場。
平日の夜に本番というのは不思議な気分でした。

会社を出る直前までわさわさと仕事をしていたのに、
一気に気持ちを切り替えて教会へ。
聖なる空間へ。

新大久保の雑踏をかき分けて教会に入ると
そこは別世界。
そこが新大久保とは思えない静けさが待っていました。

教会としては珍しく横幅が広く、
奥行はほとんどありません。
合唱団が並ぶのもキチキチ。
ソリストが歌っている間も
ずっと立ったままということになりました。
椅子を置く場所はまったくないので。

実際に歌ってみると、
教会練習で利用したカトリック教会とは
やはり響きが違っていました。
それは予想した通りですが。
とてもいい感じの響きで、
指揮者の素晴らしい導きにより
感動的な演奏会となりました。

細かくは書きませんが、
それまで練習してきて完成度としては
まだまだと思っていたものの
実際本番になってみると、
心を込めて歌うことができました。

ま、実は、途中でちょっとした「事故」が起こってしまって、
一瞬、うろたえましたが。あは。

それでも、あれほど感動したことは
初めてです。
最近の演奏会では、緊張することがなく、
そのせいか、あまり感動することもないのです、正直言って。

今回は練習期間も短く、
実際に練習に参加したのは２月から、
３カ月半の短期決戦でのぞみました。
練習中は高いレベルを目指して、厳しい言葉が飛んだことも
何度かありました。
自分でも、これまでにこれほど自主練習をしたことがないというほど
練習しました。
特に教会練習のあと、暗譜を目指していたので。

演奏会に向けた思いやそれまで練習してきたことが
感動につながったのでしょうね。

それに、福島への復興支援という意味合いもあり、
そういうお話も練習中に何度か伺っていたので、
いろいろな思いがこもることになりました。

でも、福島のために歌うのではなくて、
自分のために歌うのだからね、
とも言われていました。

今回参加できて本当に良かったです。
経験豊富な指導者から本当にいろいろなことを学びました。
この演奏会の情報を教えてくれた合唱団仲間に
演奏会が終わった直後に３回も真剣にお礼を言っちゃいましたよ。
本当に心から感謝感謝！

次の日になっても感動が続いていて、
余韻を楽しむ、
う～ん、こんな経験は初めてですぞ。

それも、午後はメサイアのオケ合わせに行ったのに。
そう、メサイアです、次は。



志木（東武東上線です）まで遠征してきましたよ。
教会のステンドグラスがきれいでした。