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クロチク・2~筍

 堀之内地区の農道脇で見られる「クロチク(黒竹)」。イネ科マダケ属で稈が成長とともに黒くなる種。その黒いタケの横から筍が伸びてきている。外側の皮には毛が無くまたマダケのような黒褐色の模様は見えない。
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ムカゴサイシン・2~群生

 ラン科ムカゴサイシン属の「ムカゴサイシン(零余子細辛)」。ここでは直径20センチほどの地面に100本以上の花が見られた。草丈は5~6センチで花は長さ1センチほど。ほとんど横に開かずほっそりとしている。開花期には葉が無い。
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モウソウチク・3~筍

 イネ科マダケ属の「モウソウチク(孟宗竹)」。日本のタケ類の中では最も大きく高さは20メートルを超える。写真の筍は背丈25センチほどでその皮には細かい毛が生えている。根元の直径は既に10センチ以上はありそうだ。モウソウチクの筍は大型で肉質が柔らかくえぐみが少ないので食用にされる。これは万松寺谷戸のもの。
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ホルトノキ・1~葉

 ホルトノキ科ホルトノキ属の「ホルトノキ」。以前、沖縄“海洋博公園”で一度だけ見たことがあり、当地では見られない樹だと思っていた。しかし武蔵陵墓地付近の陵南公園にあるのを知り『それでは!』ということで運動がてらにeバイクで往復33キロを走ってきた。
 ホルトノキは九州、四国や沖縄などに生育する常緑高木で花期は7~8月。ヤマモモに似た葉は年中一部が紅葉しているのが面白い。その名は“ポルトガルの木”の意味だが、ポルトガル原産ではなく日本在来種で、鹿児島では“モガシ(茂樫)”、沖縄では“タラシ”など各地で様々な呼び方がある。江戸時代末期に平賀源内が紀州湯浅で見たモガシを、ポルトガルから渡来した“オリーブ”と勘違いして名付けられた。当然ながらホルトノキの果実から油は採れない。
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イトツメクサ・2~果実

 ナデシコ科ツメクサ属の「イトツメクサ(糸爪草)」。花径は3~4ミリで萼片が4枚ある。萼片の基部に見える白い小さな点は雄蕊の葯と思われ中央部分は雌蕊の子房でこれは果実への移行期と考えられる。
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イイギリ・1~開花

 蓮生寺公園の雑木林に生育している「イイギリ(飯桐)」。ヤナギ科(←イイギリ科)イイギリ属の落葉高木で樹高は20メートルにもなる。雌雄異株で4~5月に円錐花序をぶら下げる。写真は雌花で直径は8~9ミリ。花弁は無く5~6枚の萼片の中に退化した雄蕊と3~6本の花柱がある雌蕊がある。この雑木林には雄株もあるが、そちらは枝が高くなり花序ははるか上に見える。葉が落ちた冬には赤い果実が良く目立つ
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ツメクサ

 ナデシコ科ツメクサ属の「ツメクサ(爪草)」。日本全国の路傍で普通に見られる。果実は蒴果で直径3~4ミリ。種子は長さ0.5ミリほどで表面には小さな突起が多数ある。ちなみに“爪”の由来はその葉の形に由来するが、クローバーのシロツメクサは“白詰草”で漢字が異なる。
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カナビキソウ・1~長池公園

 陽当たりの良い草地に生育する「カナビキソウ(鉄引草・金挽草)」。ビャクダン科カナビキソウ属の半寄生多年草でイネ科やマメ科植物などに寄生する。花径は3ミリほどで花弁は無く萼筒の先端が4~5裂する。去年撮った花は4裂だったが写真は5裂している。これは長池公園“姿池”横の斜面のもの。
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サイハイラン・2~長沼公園

 長沼公園“西の沢”に咲く「サイハイラン(采配蘭)」。ラン科サイハイラン属の多年草で草丈は50~60センチ。花序の様子を武将が振るう采配に見立てているが、こんなに多くの武将が各々采配を振るっていては兵が迷ってしまう。長沼公園ではこの大群の他にも何ヶ所かに武将がいる。
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ツルウメモドキ・3~雌花

 ニシキギ科ツルウメモドキ属の「ツルウメモドキ(蔓梅擬)」。秋の派手な果実は良く目立つが春の花は淡緑色で気付きにくい。写真は雌花で花径は7~8ミリ。雌蕊の柱頭は3裂し基部には退化した雄蕊が見える。これは八王子消防署由木分署付近の林縁のもの。
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