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ギンリョウソウ・1~高尾山いろはの森コース

 高尾山“いろはの森コース”の道端に咲く「ギンリョウソウ(銀竜草)」。ツツジ科(←イチヤクソウ科)ギンリョウソウ属の多年性菌従属栄養植物で葉緑素を持たず外生菌根菌(他の植物の根と共生するカビの一種)を分解して栄養供給を受けている。薄暗い林の中にひっそりと咲くので「ユウレイタケ(幽霊茸)」の別名があるが、ここでは太陽を背にして“天使”のようにも見える。
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タチガシワ・1~裏高尾

 キョウチクトウ科(←ガガイモ科)カモメヅル属の「タチガシワ(立柏)」。日本固有種で本州や四国の山地の林内に生育する。草丈は20~30センチで、4~6月に茎の先端に淡黄紫色の花を多数付ける。花後にカモメヅル属特有の袋果を付けるようだが、残念ながら去年は見つけられなかった。今年は気を付けておこう。これは裏高尾のもの。
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エビネ・1~蕾

 奥高尾“もみじ台北巻き道”で見掛けた蕾。これはラン科エビネ属の「エビネ(海老根)」で地下茎がエビを思わせることから名付けられている。残念ながら掘り起こしてその根を見るわけにはいかない。花期には草丈は30~40センチになり茎の上部に多数の花を咲かせる。できれば開花する頃に見に来たい。
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