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マダケ・2~筍

 イネ科マダケ属の「マダケ(真竹)」。日本原産とも中国原産とも考えられているタケで本州以南で普通に見られる。「ニガタケ(苦竹)」とも呼ばれ、筍には苦みがあり市場にはあまり出回らない。その皮は無毛で表面には黒褐色の模様があるので昔から食べ物の包みとして利用されてきた。写真は背丈が1メートルほどの筍の先端部分だが、根元の太さは直径8~9センチでモウソウチクの筍よりずいぶん細い。
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ハチク・4~筍

 別所中学校付近の林縁に生育する「ハチク(淡竹)」。イネ科マダケ属で背丈はまだ10センチほど。今まで筍を食べる時はそれが何なのか考えたことがなかったが、おそらく我が家で購入しているものはモウソウチク(孟宗竹)だろう。できればハチクと食べ比べをしてみたいもの。掘り出したばかりのハチクの筍はクセが無く“刺し身”でも食べられるという。表面は薄茶色で産毛が無くツルっとしている。
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クロチク・2~筍

 堀之内地区の農道脇で見られる「クロチク(黒竹)」。イネ科マダケ属で稈が成長とともに黒くなる種。その黒いタケの横から筍が伸びてきている。外側の皮には毛が無くまたマダケのような黒褐色の模様は見えない。
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ムカゴサイシン・2~群生

 ラン科ムカゴサイシン属の「ムカゴサイシン(零余子細辛)」。ここでは直径20センチほどの地面に100本以上の花が見られた。草丈は5~6センチで花は長さ1センチほど。ほとんど横に開かずほっそりとしている。開花期には葉が無い。
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モウソウチク・3~筍

 イネ科マダケ属の「モウソウチク(孟宗竹)」。日本のタケ類の中では最も大きく高さは20メートルを超える。写真の筍は背丈25センチほどでその皮には細かい毛が生えている。根元の直径は既に10センチ以上はありそうだ。モウソウチクの筍は大型で肉質が柔らかくえぐみが少ないので食用にされる。これは万松寺谷戸のもの。
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