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ホシザキイナモリソウ・4~高尾山3号路3

 高尾山“3号路”で開花した「ホシザキイナモリソウ(星咲き稲森草)」。アカネ科イナモリソウ属の多年草で基本種のイナモリソウの花冠の縁がフリル状になるのに対して本種は縁が内側に畳まれ細い星形になる。ホシザキイナモリソウは1926年に牧野富太郎博士が高尾山で発見した。
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シロキクラゲ

 高尾山“6号路”の山道で見つけた「シロキクラゲ(白木耳・銀耳)」。シロキクラゲ科シロキクラゲ属のキノコで広葉樹の朽ち木などに発生する。全体の幅は15センチほどで半透明のとさか状裂片の塊になる。シロキクラゲはコレステロールを低下させる効果があり中国では不老長寿の薬とされ中華料理では“銀耳羹”として重宝されている。
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イワガラミ・7~相模原麻溝公園

 相模原麻溝公園でコナラの枯れ木に絡んでいる「イワガラミ(岩絡み)」。アジサイ科(←ユキノシタ科)イワガラミ属のつる性落葉木本で北海道~九州の山地に分布している。幹や枝から気根を出して周囲の岩や高木に絡みついて成長していく。花期は5~7月で枝先に直径10~15センチの散房花序を出す。花序の周りには白い装飾花が付いている。装飾花は花弁状の萼片1枚から成る。この横にはクヌギの高木があるがそこにはツルアジサイが絡みついており、残念ながらクヌギもツルアジサイも枯れている。数年前からこの状態でクヌギはツルアジサイに絞め殺され宿主がいなくなってツルアジサイも枯れたようだ。
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