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コクラン・9~鑓水

 鑓水の雑木林で開花した「コクラン(黒蘭)」。ラン科クモキリソウ属の多年草で関東地方以南の常緑広葉樹林や竹林などの林床に生育している。当地では何ヶ所かの林内に自生しているが、ここが一番早かった。コクランが生えている場所はどこも薄暗いやぶ蚊の巣窟で一歩足を踏み入れるとすぐに攻撃される。この日は肌を隠し虫除けスプレーを撒きながらササっと撮影して退散した。
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キヨスミウツボ・6~日影沢林道

 奥高尾“日影沢林道”の岩肌に生えている「キヨスミウツボ(清澄靫)」。ハマウツボ科キヨスミウツボ属の多年草で自身では葉緑素を持たずカシ類やアジサイ類などに寄生している。初夏に地面から5~10本の花が束になって出てくる。千葉県鴨川市の清澄山で最初に発見され筒状の花を矢を入れる靫に見立てて名付けられている。
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カワラサイコ・3〜多摩川

 多摩川土手で良く見られる「カワラサイコ(河原柴胡)」。バラ科キジムシロ属の多年草で6~8月に茎の先端に直径1.5センチほどの5弁花を咲かせる。葉は20枚ほどの深く裂けた小葉からなる奇数羽状複葉でに深く裂け、小葉と小葉の間には付属小葉片と呼ばれる裂片がある。次はその葉の様子を見てみよう。
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