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フジキ・10~権現谷

 町田市相原町の町田街道から“権現谷”方面を見ると600~700メートル先の山腹に白っぽい樹が見える。これはマメ科フジキ属の「フジキ(藤木)」で福島県以南の山地に分布する落葉高木。樹高は20~30メートルにもなる。写真の樹は2022年には開花を確認したが2023年は裏年で花は咲かなかった
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野鳥・113~ウグイス3

 奥高尾“小仏城山”から“一丁平”に下っているとあちこちで『ホーホケキョ』の鳴き声。その主を探すが常緑樹の葉に隠れて姿は見えない。しばらく進んでいるとまたすぐ近くから鳴き声が聞こえる。立ち止まって見上げると何と枯れ枝に止まってその姿が丸見え。慌てて望遠レンズに付け替え何枚か撮ることができた。「ウグイス(鶯)」はウグイス科ウグイス属の留鳥で全国の平地から山地に生息している。体長は15~16センチで雌雄は同色になる。
 ところで富士山など多くの山は一番下の登山口を一合目、山頂を十合目としている。ところが高尾山では中腹の薬王院を一丁目としてそこから下り登山スタート地点になる清滝駅を三十六丁目としている。一丁は約100メートルで1号路の所々に丁目を示す石碑がある。この石碑にはほとんどの登山者は気付かないが、ケーブル高尾駅を過ぎると“十一丁目茶屋”があり、ここで『十一丁目? 山頂は何丁目なの?』と思う。そこからしばらく進むと薬王院に着き四天王門付近や御護摩受付所付近に一丁目の石碑がある。つまりここが起点であることがわかる。高尾山の飯縄大権現は不動明王の化身とされており、不動明王には三十六の童子(従者)がいるので、この丁目はその数に合わせたとも言われている。因みに高尾山頂はその“丁目”とは無関係のようだ。
 さてそれでは奥高尾の“一丁平”はどういう理由で名付けられたのだろうか。一丁があるならどこかに二丁があり三丁があるはずだが奥高尾にはそんなポイントは無い。ご存知の方は是非教えて頂きたい。
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セッカニワゼキショウ・3~多摩川

 多摩川“是政橋”付近の土手道に咲いている「セッカニワゼキショウ(雪花庭石菖)」。アヤメ科ニワゼキショウ属の多年草で北アメリカ原産。比較的最近になって各地で帰化が確認されており、当地でも秋葉台公園、九兵衛坂公園、上柚木公園などの陽当たりの良い草地で見ている。花径は1センチほどで花冠の基部は黄色い。
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