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クモキリソウ・5~花

 当地の緑地の林内に生えている「クモキリソウ(蜘蛛切草・蜘蛛散草・雲霧草・雲切草)」。ラン科クモキリソウ属の多年草で暖温帯~冷温帯の落葉広葉樹林内や林縁に生育している。開花時の草丈は15~30センチで細かい鋸歯のある葉が2枚ある。ひとつの花の長さは1.5センチほど。
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ムヨウラン・8~高尾山3号路2

 高尾山“3号路”の登山道脇で見られる「ムヨウラン(無葉蘭)」。ラン科ムヨウラン属の多年性菌従属栄養植物で葉を持たず光合成を行わない。5~6月に茎の上部に直径2.5~3センチの花を総状に咲かせる。花色は地味で薄暗い山道では気付かずに通り過ぎてしまいそうだが、ここでは年々見学者が増えていて花期には撮影会のように混雑している。
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ハナミョウガ・7~開花

 高尾山の登山道脇で開花した「ハナミョウガ(花茗荷)」。ショウガ科ハナミョウガ属の多年草で関東地方以西に分布している。草丈は30~60センチで初夏に葉鞘が巻いて重なった偽茎が直立し先端に穂状花序を付ける。花冠は仮雄蕊が花弁状に発達したもので唇弁は2本の仮雄蕊が合着して出来ている。唇弁の長さは2~2.5センチで白地に紅色の条が入っている。この紅白の縞模様はなかなかお目出度い。
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ヒメゴウソ

 長池公園“自然館”で保護されている「ヒメゴウソ(姫郷麻)」。カヤツリグサ科スゲ属の多年草で北海道~九州の低地や低山の湿地に生育している。草丈は30~40センチで茎の上部に小穂を3~5個付け5~6月に稔る。ゴウソに似ているが小型で柔らかいことから名付けられている。都内では絶滅した自生地が多く当地の『由木の植物目録2022』には記載が無い。
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