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タムラソウ・2~花柱

 キク科タムラソウ属の「タムラソウ(田村草)」。頭花は筒状花だけで構成され、花柱の先端は2裂して反曲している。頭花の直径は3~4センチで草丈は1~1.5メートルになる。本州から九州までの山地の草原などに生育するが、多摩ニュータウンでは見られない。これは奥高尾の山道のものだが、高尾山でも個体数は少ない。
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カニクサ・4~羽状複葉

 カニクサ科(←フサシダ科)カニクサ属の「カニクサ(蟹草)」。夏緑性のシダ植物で、シダには珍しいつる性の形態をしている。さて写真には何枚の葉(成葉)があるだろうか。茎のように見えるのは茎ではなく葉軸であり実際の茎は地中にある。蔓から横に出ているのはシダの羽片で、これらが集まって1枚の羽状複葉となる。写真では7~8本の葉軸が見えるので、ここにはせいぜい7~8枚の葉があるということになる。やや太い羽片の栄養葉と細かく分かれた胞子葉が混ざって付いている。これは由木中央小学校付近の住宅地の擁壁に生えているもの。
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ネナシカズラ・8~裏高尾

 裏高尾旧甲州海道“日影バス停”付近の藪に蔓を伸ばしている「ネナシカズラ(根無蔓)」。ヒルガオ科ネナシカズラ属の一年草で、自身では葉緑素を持たず他の植物に寄生して養分を得ている。花を探したがもう終わったようだった。
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