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カシワバハグマ・7~開花

 長沼公園“長泉寺尾根”で咲き始めた「カシワバハグマ(柏葉白熊)」。キク科コウヤボウキ属の多年草で草丈は50~60センチ。茎の上部に頭状花序を穂状に付け、頭花は10個ほどの小花から成る。小花は筒状花で花冠は5裂し裂片は捩じれて先端はややカールする。“白熊”とは仏具の払子(ほっす)などに付ける飾りのことで、葉がカシワに似ていることから名付けられている。
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ミヤマタニソバ

 裏高尾“日影林道”沿いで見られる「ミヤマタニソバ(深山谷蕎麦)」。タデ科イヌタデ属の一年草で、山地のやや湿った場所に生育する。“深山”と付くがここはそれほど山奥ではない。草丈は20~30センチで、花は茎頂に数個付き花径はわずか3~4ミリ。花弁のように見えるのは萼片で5裂している。葉は長さ5~6センチの三角形で表面に濃緑色の斑がある。
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コツブキンエノコロ

 秋の野原ではエノコログサの仲間が色々咲き始める。写真は堀之内東山ふれあい東緑道で見られる「コツブキンエノコロ(小粒金狗尾)」。イネ科エノコログサ属の一年草もしくは越年草で草丈は50~60センチ。花穂の長さは10~12センチで紫褐色の総苞毛が目立つ。
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