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ゴマ

 堀之内地区の農地で見掛けた「ゴマ(胡麻)」。ゴマ科ゴマ属の一年草でアフリカ原産。日本には古く中国から渡来した。花期は8~9月で長さ4~5センチの唇形花を茎の葉腋に付け下から上に順に咲いていく。“ゴマ”の名が付くイヌゴマやエゴマなどはシソ科でゴマとは違う仲間。
 昭和世代の私は、子供の頃、何かを開ける時に『開け、ゴマ!』と唱えたが、これは“アラビアンナイト”の中の『アリババと40人の盗賊』で盗賊団が奪った財宝を隠していた洞窟を開ける時の呪文。英語でも『Open Sesame』と、原典のままゴマになっている。何故ゴマが選ばれたのは定かではないが、ゴマを収穫するには果実を乾燥させて房を開かせるとか、中東地域ではゴマが貴重で宝物に見立てたなど諸説ある。洞窟を閉める時の呪文も『閉じろ、ゴマ!』。
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アマチャヅル・9~柱頭

 長沼公園“霧降の道”に生育している「アマチャヅル(甘茶蔓)」。ウリ科アマチャヅル属のつる性多年草で雌雄異株。写真は雌花で直径は5~6ミリ。雌蕊には3つの柱頭があり、その先端はU字形に2裂している。ここでは冬に果実を見ていた
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テンツキ

 カヤツリグサ科テンツキ属の「テンツキ(天突)」。田端の畔や日当たりの良い湿地などに生育する。草丈は20~30センチで、花序枝を2~3回分枝し、先端に長さ6~7ミリの小穂を付ける。茎の先に花序より長い苞葉がある。
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